2015年4月10日、京セラ株式会社(以下:京セラ)と東京センチュリーリース株式会社(以下:TC-Lease)、株式会社三菱総合研究所(以下:三菱総研)、四電エンジニアリング株式会社(以下:四電エンジニアリング)の4社が共同出資する多可町安田郷メガソーラー発電合同会社(以下:多可町メガソーラー)は、兵庫県多可町にて約14.5MWのメガソーラー発電事業に取り組むことを発表した。
4社は、今後、2016年11月の稼働を目指し、現地での工事を進める。同発電事業では、事業用地約62haに京セラ製太陽電池モジュール約5万5,000枚を設置し、加えて、自営送電線設備(約3km)を設置する。年間発電量は約1万6,059MWhとなる見込みで、一般家庭約4,850世帯分※1の年間電力消費量に相当し、また年間約7,800t※2のCO2削減を予定している。
多可町安田郷メガソーラー発電所の概要は次のとおり。
◆多可町安田郷メガソーラー発電所の概要
所在地 | 兵庫県多可郡多可町中区西安田458-9他 |
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事業主 | 多可町安田郷メガソーラー発電合同会社 |
出力規模 | 約14.5MW |
太陽電池設置枚数 | 京セラ製太陽電池モジュール合計約55,000枚 |
年間予想発電量 | 合計約16,059MWh (一般家庭約4,850世帯分の年間電力消費量に相当) |
売電先 | 関西電力株式会社 |
着工 | 2015年4月 |
稼動 | 2016年11月(予定) |
図:多可町安田郷メガソーラー発電所のイメージ
※1:1世帯当り3,313キロワット時/年で算出出典:電気事業連合会(2012年度)
※2:一般社団法人太陽光発電協会「表示に関する業界自主ルール(平成24年度)」に基づいて算出