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日本システムウエア、エネルギー管理システムの商用ビルなど向けBEMSサービスを開始

2015/05/11
(月)
SmartGridニューズレター編集部

2015年5月11日、日本システムウエア株式会社(以下:NSW、東京都渋谷区)は、5月よりエネルギーマネジメントシステム「ENESMA(エネスマ)シリーズ」のサービスラインナップを拡充し、商用ビルや商用店舗向けのエネルギー管理システム「ENESMA BEMS Suite」の提供開始を発表した。

2013年5月に同社が提供を開始したENESMAは、「特定メーカーや規格などに縛られない相互接続性の高いエネルギーマネジメントシステムの実現」をコンセプトに、ECHONET Liteに準拠した家電製品や設備機器を宅内や外出先からスマートフォンやタブレット端末を用いて制御し、電力使用量などをリアルタイムでモニタリングするソリューションである。

今回発表された「ENESMA BEMS Suite」は、これまでのENESMAコンセプトを踏襲しながら、商用ビルや商業施設に特化した電力消費量予測、エネルギーの見える化、遠隔制御機能を実装したシステムを提供する。

特に、温湿度や照度などの各種センサーとの連携によって施設内環境の最適制御が可能であり、施設利用者の快適性を損なうことなくピークカット、省エネを実現する。さらに、これらの機能をクラウドと連携することで、単一施設から複数施設までを共通のシステムで管理できるスケーラビリティを備えている。

また、同ソリューションでは、NSWのM2M/IoTプラットフォーム「Toami」との連携によって、システム構築にかかるコストと導入までの期間を大幅に短縮でき、BEMSの導入をよりスピーディーかつ柔軟にサポートするとしている。


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NSW

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