再生可能エネルギーをはじめ、エネルギーと環境の全分野の製品や技術サービスなどが一堂に会した「第8回 再生可能エネルギー世界展示会」が、2013年7月24日(水)〜26日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催された(主催:再生可能エネルギー協議会)。3日間の来場者数は同時開催のPVJapan 2013(主催:一般社団法人太陽光発電協会)と合わせて45,308人であり、導入が進む再生可能エネルギーへの関心を伺わせた。ここでは、注目された展示内容についてレポートする。
▲ 日本気象協会では、EMSの効率運用にかかせない「高精度な日射量予測」技術を開発し、供給量予測サポートを有料で提供している。
▲ 次世代のエネルギー源として注目されている地中熱と地熱に関する展示も数多くあった。写真(右)は産業技術総合研究所の研究展示。一軒家の模型は、住宅空調用の地中熱を利用した「ヒートポンプシステム」。
また写真(左)は日本地熱協会の展示パネル。日本の地熱発電所は全国で17カ所が稼働。2011年実績では、その発電電力量は約25億kWhと、日本全体の総発電力量の1%にも満たない。
▲ 2013年8月8日に発売となったIHIの小型バイナリー発電装置。70〜95℃の温水からの発電が可能で、最大送電端発電出力20kWの小型タイプ。システム方式はオーガニックランキンサイクル。