IoT時代のセンサーや機器を管理するM2Mプラットフォームとサービス
▲ 富士アイティ(株)は、データ収集装置(コンセントレータ)のFiTSAΣを使用して、東京駅のコインロッカーの空き情報をリアルタイムに表示するロッカーコンシェルジュサービスや、ソーラーパネルやパワーコンディショナ(PCS)の故障をリモート監視できる太陽光発電監視サービスなどを紹介。
▲ ReFleX Wireless社(カナダ・アルバータ州政府)は、Healthcare IoTとして、モーションセンサーとワイヤレスベースステーション、データ分析プラットフォームで構成される遠隔介護システムSimpocareを展示。920MHz帯の通信技術を搭載したモーションセンサーを部屋の扉や冷蔵庫に取り付けることで、扉の開閉時刻を記録。長時間動きがなかったり、異常な動きをしたりした場合は管理者にアラートが送られる。日本でも2014年9月にサービス開始予定。
▲ KDDIは、M2Mソリューションとして、新製品のLTE対応キャリアブランドモジュール KYM11(京セラ製)を紹介(写真右)。通信速度は、受信最大75Mbps、送信時最大25Mbps。製品自体にキャリアが責任をもつキャリアブランドのLTE対応モジュールで、LTE対応エリアが99%を超えてきたため、発売となった。このほか、KDDIとの契約のみで、世界200カ国以上の海外にあるセンサーなどに対してセキュアに状態監視・遠隔操作などが行えるグローバルM2Mソリューションも展示(写真左)。
〔出所 KDDIサイトより(http://www.kddi.com/business/mobile/m2m-solution/domestic-m2m/product/kym11/)〕
▲ IIJは、ワイヤレスM2Mソリューションとして、MVNOサービスであるIIJ mobileと、クラウドサービスのIIJ GIO、そしてM2MプラットフォームのThingWorxを組み合わせた「IIJ GIO M2Mプラットフォーム」を展示。同プラットフォームでは、センサーから取得した情報を可視化、分析するアプリケーションを「ドラッグ&ドロップ」で開発できる。