[トピックス]

中国電力・大崎発電所内にカーボンリサイクル実証研究拠点が完成!

2022/10/13
(木)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

NEDOは、CO2を資源として有効利用するカーボンリサイクル技術の確立に向けて、中国電力の大崎発電所内(広島県大崎上島町)に、カーボンリサイクル実証研究拠点を設立。

 NEDOは、CO2を資源として有効利用するカーボンリサイクル技術の確立に向けて、中国電力の大崎発電所内(広島県大崎上島町)に、カーボンリサイクル実証研究拠点を設立。9月14日に、すでに運用開始している「実証研究エリア」と「藻類研究エリア」に続いて、3つ目の「基礎研究エリア」が完成し、同拠点の整備完了を発表した(写真、総敷地面積14,300m2)。CO2を資源として有効活用するカーボンリサイクル技術は、カーボンニュートラルを実現するためのキーテクノロジーの1つ。

写真 中国電力・大崎発電所内に完成したカーボンリサイクル実証研究拠点

写真 中国電力・大崎発電所内に完成したカーボンリサイクル実証研究拠点

出所 NEDO「カーボンリサイクル技術の確立に向けた実証研究拠点が完成

 この研究拠点では、大崎発電所で実証研究中の次世代火力発電設備のIGCC注1やIGFC注2から分離・回収したCO2を、パイプラインで研究用に直接供給して技術開発に利用できる。そのため、将来的に発電所から排出されるCO2を、実際のカーボンリサイクルを行う場合と同条件での研究開発や実証が可能となる。  NEDOは、同研究拠点で様々なカーボンリサイクル技術の開発を効率的かつ集中的に進め、技術の早期実用化を目指す。

表 各研究エリアの研究内容

表 各研究エリアの研究内容

各エリアの研究開発テーマ
出所 https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101568.html


注1
IGCC:Integrated Coal Gasification Combined Cycle、CO2分離・回収型酸素吹石炭ガス化複合発電

注2
IGFC:Integrated Coal Gasification Fuel Cell Combined Cycle、CO2分離・回収型石炭ガス化燃料電池複合発電

関連記事
新刊情報
5G NR(新無線方式)と5Gコアを徹底解説! 本書は2018年9月に出版された『5G教科書』の続編です。5G NR(新無線方式)や5GC(コア・ネットワーク)などの5G技術とネットワークの進化、5...
攻撃者視点によるハッキング体験! 本書は、IoT機器の開発者や品質保証の担当者が、攻撃者の視点に立ってセキュリティ検証を実践するための手法を、事例とともに詳細に解説したものです。実際のサンプル機器に...
本書は、ブロックチェーン技術の電力・エネルギー分野での応用に焦点を当て、その基本的な概念から、世界と日本の応用事例(実証も含む)、法規制や標準化、ビジネスモデルまで、他書では解説されていないアプリケー...