えで始まるスマートグリッド用語
2014年10月29日 19:14
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エコシステム
- [Ecosystem]
- 読み方 -
- 内容 「生態系」を意味する用語
生態系とは「生物と、生物を取り巻くそれ以外の環境が、相互に関係しあって、生命(エネルギー)の循環をつくりだしているシステム」のこと。
エコキュート
- [EcoCute]
- 読み方 -
- 内容 ヒートポンプ技術を利用した電気給湯器
正式名称:自然冷媒ヒートポンプ給湯機。ヒートポンプ技術[→]を利用し空気の熱でお湯を沸かすことができる電気給湯器。「エコキュート」は、日本の電力会 社・給湯機メーカーが使用している愛称。エコキュートの「エコ」は、「エコノミーEconomy」と「エコロジー」Echorogy を意味し、「キュート」は「給湯(キュウトウ)」、すなわち「エコ給湯」のこと(関西電力の登録商標)。
エネファーム
- [ENE・FARM]
- 読み方 -
- 内容 家庭用燃料電池コージェネレーションシステム
「エネルギー」(Energy)と「ファーム(Farm:農場)」の合成語。燃料電池実用化推進協議会(FCCJ:Fuel Cell Commercialization Conference of Japan)によって定められた、「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム[→]」の愛称。燃料電池で発電し、発電の際に生じた熱を暖房や給湯に利用するコジェネレーションシステム。都市ガスから化学反応によって水素を取り出し、電気を発生させる。また、燃料処理などの過程で生じた熱を温水の加熱などに利用するシステム。従来の給湯器と比べて、二酸化炭素の排出量を大幅(40%程度削減)できるといわれている。
エネルギー起源CO2
- -
- 読み方 エネルギーきげんシー・オー・ツー
- 内容 エネルギーを生成する際に排出されるCO2 のこと
石油や石炭などを利用した発電や、ガソリン車の走行など、エネルギーを生成する際に排出されるCO2のことを指す。これに対してゴミの焼却時などに排出されるCO2 は、非エネルギー起源CO2と呼ばれる。
エネルギー自給・安全保障法
- [Energy Independence and Security Act]
- 読み方 エネルギーじきゅう・あんぜんほしょうほう
- 内容 米国で2007年に策定された法律
「EISA2007」とも呼ばれる。自動車の燃費改善、再生可能エネルギーの利用促進などと同時に、NIST(米国立標準技術研究所)に対して、スマートグリッドの相互運用性に関する基準を策定するための調整を行うことを命じている。
エネルギー政策法
- [Energy Policy Act of 2005]
- 読み方 -
- 内容 米国で2005年に策定された法律
米国で老朽化した電力系統設備への対応や、増え続ける電力需要への対応としてデマンドレスポンス[→]を検討する必要性などを掲げている。
エネルギーハーベスティング
- [Energy Harvesting]
- 読み方 -
- 内容 環境発電技術
自然界にあるエネルギーを取り込んで〔つまり、収穫(ハーベスト)して〕発電し、その電気だけで低消費電力の電子回路を動かすという技術。すなわち、電池を使わずに振動や圧力、太陽光、蛍光灯などの室内の光、体温の熱など、自然界にあるエネルギーを使って発電し、電子回路を動かす技術のこと。このように電池を使わずに、しかも配線も使わずに無線で情報を飛ばす技術、これがエネルギーハーベスティングの本質となっている。