スマホで衛星と直接通信可能に、ドコモが新サービス

2026年度初頭に開始し、通信圏外エリアでの送受信を可能に

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2026年2月13日 (金曜) 16:51

スマートフォンから衛星と直接通信できる新サービス

 株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、衛星とスマートフォンが直接通信できるサービスを2026年度初頭に提供開始する予定だ。通信圏外エリアでのテキストメッセージの送受信などを可能にするという。2026年2月9日に発表した。

専用機器不要で利用が可能

 ドコモの新サービスは、専用機器を必要とせず、ドコモのLTE対応スマートフォンから衛星との通信を可能にするもの。NTTグループが展開する宇宙ビジネスのブランド「NTT C89」の一環として開発した。

 地上基地局を介さずにスマートフォンが衛星と直接接続することで、山間部や離島、海上など今まで地上基地局による通信が利用できなかった地域や、災害発生時など地上の通信設備が被災した地域で、テキストメッセージの送受信や対応アプリにおけるデータ通信が可能になるという。

 個人と法人の双方に提供し、法人向けのサービスはNTTドコモビジネス株式会社(旧 NTTコミュニケーションズ株式会社)が取り扱う。

 パートナー企業や提供料金、対応エリア、対応機種および対応アプリなどの詳細は後日発表する。

 ドコモによると、近年、5Gによる高速・低遅延な通信の普及や、人口カバー率99%を超える提供エリアの拡大などにより、地上基地局の通信環境は大きく向上した。しかし、地理的な制約により電波が届かない通信圏外エリアが依然として存在する。また、地震や台風などの大規模災害発生時には地上の通信網が寸断され、被災地が孤立するリスクもある。


株式会社NTTドコモ 報道発表資料 2026年2月9日、「衛星とスマートフォンの直接通信サービスを2026年度初頭から提供開始」

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