2015年12月24日、東京ガス株式会社(以下:東京ガス、東京都港区、代表取締役社長:広瀬 道明)は、2016年4月の家庭用や業務用の顧客向け低圧電力の販売開始に向け、総合エネルギーに関するサービスプラン「ずっともプラン」を決定するとともに、付加価値サービス提供に関して、複数の企業との業務提携を締結したことを発表した。
また、東京ガスは、2016年4月の家庭用や業務用の顧客向け低圧電力の販売開始に先立ち、2016年1月4日午前9時より、申し込み受付を開始する。
◆東京ガスの電気料金メニュー概要
「ずっともプラン」では、ファミリー世帯向け、飲食店をはじめとした業務用途など、主に電気をたくさん使う顧客に料金メニューを3種用意する(図1参照)。
図1 料金メニュー
名称 | 類似の東京電力 メニュー |
推奨用途 |
---|---|---|
ずっとも電気1 | 従量電灯B | 家庭や商店、飲食店、マンション共用部等の電気の使用量が多い顧客向け |
ずっとも電気2 | 従量電灯C | 照明等の電気機器を数多く使用の家庭、商店、事務所、飲食店、マンション共用部等 |
ずっとも電気3 | 低圧電力 | モーターや大型エアコン等の動力を使用する商店、事務所、工場、飲食店、マンション共用部 |
- 「ずっとも電気1」 料金表:
対象契約電流 30A・40A・50A・60A(30A以上が対象)
- 「ずっとも電気2」 料金表:
対象契約容量 6kVA以上原則50kVA未満
- 「ずっとも電気3」 料金表:
対象契約電力 0.5kW以上原則50kW未満
また、東京ガスのガスと電気を契約した顧客に対して、付帯メニュー「ガス・電気セット割」を用意される。同メニューは前出の電気料金(ずっとも電気1、ずっとも電気2、ずっとも電気3)の基本料金より月額250円(税抜)割引となる。
◆「ずっともプラン」
東京ガスの「ずっともプラン」は、家庭向け「ガス+電気+サービス」まとめプランを用意する。例として、既存の料金体系と比較し、トータルで年間20,000円以上※3のスケール・メリットを挙げている(図2参照)。
図2 「ずっともプラン」イメージ
また、「ずっとも電気+ガス・電気セット割」(図2 2.3)の一般家庭を想定した例として、既存の電力・ガス契約と比較して、年間で4~6,000円※4の節約を見込む(図3参照)。
図3 「ずっとも電気+ガス・電気セット割」比較イメージ
◆提携企業
付加価値サービス(図2 2.3、2.5、2.6)として提携された各企業では、さまざまなサービスを受けることができる(図4参照)。
図4 提携企業一覧
各種プラン、料金、付加価値サービスの詳細はリンクを参照。
※1 まったく電気を使用しない場合の基本料金は、半額となる。
※2 計量日時点での季節の単価を当該料金算定に用いる。(夏季 毎年7/1~9/30、その他季 毎年10/1~6/30)
※3 年間電気使用量4,700kWhのモデルケースの場合、2.2、2.3、2.4の試算合計(税抜)。
※4 東京ガスのガスを契約顧客で、電気の年間使用量4,700kWhを想定。
■リンク
東京ガス