[ニュース]

東京ガス、総合エネルギーサービスプラン「ずっともプラン」を提供

2015/12/24
(木)
SmartGridニューズレター編集部

2015年12月24日、東京ガス株式会社(以下:東京ガス、東京都港区、代表取締役社長:広瀬 道明)は、2016年4月の家庭用や業務用の顧客向け低圧電力の販売開始に向け、総合エネルギーに関するサービスプラン「ずっともプラン」を決定するとともに、付加価値サービス提供に関して、複数の企業との業務提携を締結したことを発表した。
また、東京ガスは、2016年4月の家庭用や業務用の顧客向け低圧電力の販売開始に先立ち、2016年1月4日午前9時より、申し込み受付を開始する。

東京ガスの電気料金メニュー概要

「ずっともプラン」では、ファミリー世帯向け、飲食店をはじめとした業務用途など、主に電気をたくさん使う顧客に料金メニューを3種用意する(図1参照)。

 図1 料金メニュー

名称 類似の東京電力
メニュー
推奨用途
ずっとも電気1 従量電灯B 家庭や商店、飲食店、マンション共用部等の電気の使用量が多い顧客向け
ずっとも電気2 従量電灯C 照明等の電気機器を数多く使用の家庭、商店、事務所、飲食店、マンション共用部等
ずっとも電気3 低圧電力 モーターや大型エアコン等の動力を使用する商店、事務所、工場、飲食店、マンション共用部
  1. 「ずっとも電気1」 料金表
    対象契約電流 30A・40A・50A・60A(30A以上が対象)

     
  2. 「ずっとも電気2」 料金表
    対象契約容量 6kVA以上原則50kVA未満

     
  3. 「ずっとも電気3」 料金表
    対象契約電力 0.5kW以上原則50kW未満

また、東京ガスのガスと電気を契約した顧客に対して、付帯メニュー「ガス・電気セット割」を用意される。同メニューは前出の電気料金(ずっとも電気1、ずっとも電気2、ずっとも電気3)の基本料金より月額250円(税抜)割引となる。

「ずっともプラン」
東京ガスの「ずっともプラン」は、家庭向け「ガス+電気+サービス」まとめプランを用意する。例として、既存の料金体系と比較し、トータルで年間20,000円以上※3のスケール・メリットを挙げている(図2参照)。
 図2 「ずっともプラン」イメージ

また、「ずっとも電気+ガス・電気セット割」(図2 2.3)の一般家庭を想定した例として、既存の電力・ガス契約と比較して、年間で4~6,000円※4の節約を見込む(図3参照)。
 図3 「ずっとも電気+ガス・電気セット割」比較イメージ

提携企業
付加価値サービス(図2 2.3、2.5、2.6)として提携された各企業では、さまざまなサービスを受けることができる(図4参照)。
 図4 提携企業一覧

各種プラン、料金、付加価値サービスの詳細はリンクを参照。


※1 まったく電気を使用しない場合の基本料金は、半額となる。

※2 計量日時点での季節の単価を当該料金算定に用いる。(夏季 毎年7/1~9/30、その他季 毎年10/1~6/30)

※3 年間電気使用量4,700kWhのモデルケースの場合、2.2、2.3、2.4の試算合計(税抜)。

※4 東京ガスのガスを契約顧客で、電気の年間使用量4,700kWhを想定。

■リンク
東京ガス

TOPに戻る
最新ニュース一覧

関連記事
新刊情報
5G NR(新無線方式)と5Gコアを徹底解説! 本書は2018年9月に出版された『5G教科書』の続編です。5G NR(新無線方式)や5GC(コア・ネットワーク)などの5G技術とネットワークの進化、5...
攻撃者視点によるハッキング体験! 本書は、IoT機器の開発者や品質保証の担当者が、攻撃者の視点に立ってセキュリティ検証を実践するための手法を、事例とともに詳細に解説したものです。実際のサンプル機器に...
本書は、ブロックチェーン技術の電力・エネルギー分野での応用に焦点を当て、その基本的な概念から、世界と日本の応用事例(実証も含む)、法規制や標準化、ビジネスモデルまで、他書では解説されていないアプリケー...