[ニュース]

NTTドコモ、IoTシステムの検証用に180日間利用可能なプリペイドSIMカードを提供開始

2018/01/11
(木)
SmartGridニューズレター編集部

NTTドコモは、IoTシステムの導入を検討する企業向けにプリペイド型のSIMカードの提供を12日から始める。

NTTドコモは2018年1月11日、IoTシステムの導入を検討する企業向けにプリペイド型のSIMカード「docomo IoTスターターSIM」の提供を12日から始めると発表した。最長で180日間に渡って3G/LTE通信を利用できる。送受信するデータ量に応じて150Mバイトと1Gバイトの2種類を用意する。利用価格は150Mバイトのものが1枚当たり5000円(税別、以下同様)で、1Gバイトのものが1枚当たり6000円。対応端末はNTTドコモが提供している「ドコモユビキタスモジュール UM-04KO」。このほか、各種メーカーの通信モジュールでも使用可能としているが、動作確認はユーザー自身が取る必要がある。

図 「docomo IoTスターターSIM」に対応する通信モジュール「UM-04KO」

図 「docomo IoTスターターSIM」に対応する通信モジュール「UM-04KO」

出所 NTTドコモ

このSIMカードはデータ通信専用で、音声通話やショートメッセージ(SMS)は利用できない。また国際ローミングも利用できないので、日本国内のみで利用可能。使用期限である180日を経過、あるいは通信量を超過したら、月次請求プランを契約すればSIMカードを交換することなく引き続き利用できる。

法人を対象にした製品であり、個人で購入することはできない。NTTドコモの法人営業担当者との対面契約のみで購入を受け付ける。NTTドコモは申込みを受け次第、SIMカードを申込み企業に届ける。


■リンク
NTTドコモ

TOPに戻る

関連記事
新刊情報
5G NR(新無線方式)と5Gコアを徹底解説! 本書は2018年9月に出版された『5G教科書』の続編です。5G NR(新無線方式)や5GC(コア・ネットワーク)などの5G技術とネットワークの進化、5...
攻撃者視点によるハッキング体験! 本書は、IoT機器の開発者や品質保証の担当者が、攻撃者の視点に立ってセキュリティ検証を実践するための手法を、事例とともに詳細に解説したものです。実際のサンプル機器に...
本書は、ブロックチェーン技術の電力・エネルギー分野での応用に焦点を当て、その基本的な概念から、世界と日本の応用事例(実証も含む)、法規制や標準化、ビジネスモデルまで、他書では解説されていないアプリケー...