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Nike、風力発電所から86MWの電力を買い取り―北米の同社施設すべてを再エネで運営へ

2018/01/19
(金)
SmartGridニューズレター編集部

アメリカの再生可能エネルギー業者であるAvangrid Renewablesは、スポーツ用品大手のNikeに風力発電所で発電した電力を販売する契約を締結したと発表した。

アメリカの再生可能エネルギー業者であるAvangrid Renewablesは2018年1月18日(アメリカ西海岸時間)、スポーツ用品大手のNikeに風力発電所で発電した電力を販売する契約を締結したと発表した。Avangrid Renewablesがテキサス州で運営する「Karankawa Wind Farm」で発電した電力のうち、86MW(8万6000kW)を供給する。

図 Nikeは社用施設に太陽光発電モジュールや風力発電機を設置するなど、CO2排出量削減に積極的に取り組んでいる

図 Nikeは社用施設に太陽光発電モジュールや風力発電機を設置するなど、CO<sub>2</sub>排出量削減に積極的に取り組んでいる

出所 Nike

Karankawa Wind Farmはテキサス州のビー郡からサンパトリシオ郡にかけた土地に建っている。最大出力は286MW(28万6000kW)で、アメリカの平均的な世帯7万5000軒分以上の電力を発電する。World Energy Council(世界エネルギー会議)の2014年の調査によると、アメリカにおける1世帯あたりの年間電力消費量は平均で1万2305kWh。この数字をそのまま当てはめると、年間でおよそ922.875GWh(9億2287万5000kW)を発電するということになる。

Nikeはこの契約によって、同社が北米に置く拠点すべてを再生可能エネルギー由来の電力で運用できるようになるという。同社は再生可能エネルギーのみで事業を運営することを目指す世界的な企業連合「RE100」にも参加しており、2025年度までに、同社が全世界においている拠点すべてを再生可能エネルギー由来の電力で運用する目標を掲げている。今回の契約でその目標の50%以上を達成できたとしている。

ちなみに両社が電力購入契約を交わすのはこれで2度目だ。1回目は、コロンビア川の峡谷に建つ風力発電所から電力を購入する契約を交わしており、Nikeはこの電力で本社などオレゴン州にある同社の施設ほとんどを運用している。


■リンク
Avangrid Renewables

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