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Waymo、自社開発のLIDARセンサーを販売へーただし自動運転関連業者は対象外

2019/03/07
(木)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

Waymoは、自社開発のLIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)センサー「Laser Bear Honeycomb」を他業者に販売すると発表した。

Waymoは2019年3月6日、自社開発のLIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)センサー「Laser Bear Honeycomb」を他業者に販売すると発表した。ただし、自動運転対象業者には販売せず、ロボット関連企業、警備会社、農業関連の業者などに提供するとしている。

図 Waymoが開発したLIDARセンサー「Laser Bear Honeycomb」

図 Waymoが開発したLIDARセンサー「Laser Bear Honeycomb」

出所 Waymo

10年以上前に現在のWaymoの主要メンバーが自動運転車の開発を始めたとき、ソフトウェアはすべて独自に開発していた。しかし、車両に取り付ける各種センサーは既製品を買ってきて使用していたという。しかし、既存のセンサーは役に立たないと判断し、2011年から、自身でゼロからセンサーの開発も始めたという。今回販売を開始するLIDARセンサー「Laser Bear Honeycomb」はWaymoがゼロから開発したものであり、Waymoの自動運転車の前方バンパーのそばに取り付けてあるものだ。

Waymoは「Laser Bear Honeycomb」を、周囲の物体との距離を測るセンサーとしては最高級の性能を発揮するとしている。検知範囲は角度にすると垂直方向に95°で、水平方向は360°。ほかのセンサーなら、3種類のセンサーを重ねないと同等の性能は得られないという。

一般的なLIDARセンサーは物体にパルス状のレーザーを照射し、散乱光を測定することで、距離などを測定する。そして、最初にレーザーが当たった物体のみを検知するのが普通だ。ところが、「Laser Bear Honeycomb」は最多で4つの物体を検知できるという。そして、最小測定距離はゼロ。センサーのすぐそばにいきなり現れた物体も検知できる。

Waymoは、LIDARセンサーを他社に販売することで、自社の事業が前進するだろうと考えている。自社開発したセンサーの量産販売を続けていけば、センサーの価格が下がり、自動運転車が低価格になっていくと考えているようだ。


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Waymo

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