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パナソニック、スマホ向け「スマートHEMSサービスアプリ」の機能を拡充し提供

2015/12/10
(木)
SmartGridニューズレター編集部

2015年12月10日、パナソニック株式会社 エコソリューションズ社(以下:パナソニック、大阪府門真市、社長:吉岡 民夫)は、「スマートHEMS」を導入の家庭を対象に、スマートフォン※1向け「スマートHEMSサービスアプリ」(以下:サービスアプリ)の提供を2015年12月21日より開始することを発表した。
また、「スマートHEMS」で計測した家庭の電力データをクラウド上にビッグデータ化することで、「サービスアプリ」を通じて「省エネ支援サービス」の提供を予定しているが、さらに、HEMS導入よる利便性の向上を目的として、「生活支援サービス」と「快適支援サービス」を「サービスアプリ」の追加機能として、2016年6月21日より順次提供も予定される。
 写真 サービスアプリ イメージ 

2016年4月に予定される「電力小売自由化」以降、家庭での電力の使用状況に対する関心やHEMSに対する期待が高まると想定される。そこで、同社は、HEMSの普及・拡大の取り組みとして、HEMSでの各家庭の省エネ活動支援に加え、利用促進の一環としてのサービスを提供する。
拡充される「生活支援サービス」では、エアコンのつけっぱなしや洗濯機の運転終了に気づかないなど家事での日常の困りごとの解決を支援し、子供の帰宅情報などの家族の状況を推定することで生活における安心を支援するサービスも提供する。
「快適支援サービス」では、宅外からの家電や住宅設備機器の遠隔制御などの、より便利なくらしを実現するサービスを提供する。
「省エネ支援サービス」としても、蓄電システムやガス、水などの情報の見える化にも対応し、さらなるサービスの拡充を図る。

今後、同社は、「スマートHEMS」で計測した電気使用量や空気環境などのさまざまなビッグデータをもとに、「サービスアプリ」の機能を充実し、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の本格的な普及に向けて、HEMSのさらなる需要の拡大と普及を目指す。


※1 対応OS:Android4.3以降、iOS7.0以降。(2015年12月現在)

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パナソニック

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