情報通信(ICT)
動き出したNetwork 2030の取り組みと全体像《後編》
― 7つの代表的なユースケースと「ホログラフィック通信」「触覚通信」「デジタルツイン」 ―
本誌6月号の前編では、ITU-T(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)が、2030年以降の新しいネットワークの姿を考える「Network 2030」の検討を「FG NET-2030」(注1)で開始したことについて解説し、Network 2030のサービス分類には、基盤サービスと複合サービスの2種類があり、それぞれ表1のようなサービスを想定していることを紹介した。
今回は、Network 2030の代表的なユースケースを整理しながら、ホログラフィック通信や医療の遠隔手術などが実現可能な触覚通信、デジタルツインを活用したデジタルツインシティなどを紹介する。
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