[動き出したNetwork 2030の取り組みと全体像]

動き出したNetwork 2030の取り組みと全体像《前編》

― 「大容量/極小即時通信」「超ベストエフォート/高精度通信」「異種通信」への挑戦 ―
2020/06/05
(金)
新井 宏征 株式会社スタイリッシュ・アイデア 代表取締役社長

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に伴い、私たちの日々の生活におけるネットワークの重要性はますます高まってきている。各国で5Gの導入が進む中、日本では5G(第5世代モバイル)の商用サービスが2020年3月から開始されたばかりであるが、総務省は、この5Gの先、2030年頃を見据えたBeyond 5G(5Gの高度化:6G)に関する推進戦略案を公表した。一方、すでにITU-T(注1)(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)は、2018年7月、2030年以降の新しいネットワークの姿を考える「Network 2030」の検討を行うため「FG NET-2030」を設立している。
本稿では、Network 2030の全体像を確認したうえで、その基盤となる3つのサービスの概要について紹介する。なお、Network 2030で想定されている、より具体的なサービスに関しては次号で紹介する(注2)。

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