写真1 冒頭にあいさつをする情報セキュリティ大学院大学 後藤 厚宏(ごとう あつひろ ) 学長
「本賞は情報セキュリティの文化の賞で、世界でも類を見ない貴重なものと自負しています」と賞の意義について述べた。
写真2 受賞式後の記念撮影に応じる受賞者(SECURITY SHOW 2022にて、2022年3月4日)
左から情報セキュリティ大学院大学 後藤 学長、受賞者の登氏、砂原氏、荻野氏、猪俣氏、パネルディスカッション・モデレーターの関口氏
各受賞者の主な経歴と受賞のことば(五十音順)
猪俣 敦夫(いのまた あつお)氏
国立大学法人大阪大学 サイバーメディアセンター 全学支援企画部門 教授
【表彰理由】NICT1ナショナルサイバートレーニングセンターCYDER2実行委員会推進委員、SecHack3653実行委員会実行委員に就任し、セキュリティ人材不足解消のため精力的に尽力。さらにコロナ禍におけるテレワークのセキュリティ対策や、訪日外国人等の公衆無線LANサービス提供では、一般社団法人公衆無線LAN認証管理機構の代表理事としてサイバーセキュリティ向上に貢献したこと。
【受賞のことば】現在は若手育成にスコープしていて、SecHack365で新しいコースなども作って高校生から大学生・院生などと楽しくワイワイとやっています。もともと私は、本賞の第1回受賞者でもある山口 英(やまぐち すぐる)4先生からお誘いを受け、この世界に入りました。大変残念なことに、先生は2016年にお亡くなりになられましたが、ご遺志を継ぎ、これからも頑張りたいと決意を新たにしています。
図1 NICT CYDER立上げからのメンバーと猪俣氏
▼ 注1
国立研究開発法人 情報通信研究機構
▼ 注2
Cyber Defense Exercise with Recurrence:実践的サイバー防御演習
▼ 注3
NICT、セキュリティイノベーターを育成する長期ハッカソンプログラム
▼ 注4
奈良先端科学技術大学院大学教授、内閣官房の初代情報セキュリティ補佐官を務めるなどインターネットの安全利用のための研究と運用に尽力した。