写真1 「浦和美園E-フォレスト第3街区」(埼玉県)の全景
51戸の屋根に、各4.4kWの太陽光パネルが設置されている。街区内の中央の道路脇にチャージエリア(写真2)がある。
出所 株式会社Looop提供
写真2 「浦和美園E-フォレスト第3期」内のチャージエリア
51戸に設置した太陽光パネルで発電したすべての直流(DC)電気をいったんこのチャージエリアのPCSに集め、交流(AC)に変換した後、各家庭に送っている(各家庭の個別のPCSは不要となっている)。2台のEV(日産リーフ)奥のベージュの設備は、受変電設備。蓄電池やEV、商用系統からの電気を、街区内の各住戸へ供給する。受変電盤の右の一段低い設備はPCS(パワーコンディショナー。写真3参照)、右端の白い設備が蓄電池(写真4参照)。
出所 編集部撮影
写真5 浦和美園E-フォレストステーション(V2Gシステム)
カーシェアリング用EV(日産リーフ)は、平日は蓄電池として街区のエネマネに活用(40kWh×2)し、土日は住民へシェアカーとして提供している。右側はEV用充放電器。CHAdeMO方式(急速充電の標準規格)。
出所 編集部撮影
写真6 ハイブリッド給湯器(リンナイ製)
住宅メーカー側が各家庭の設備として設置しているもの。ハイブリッド給湯器の貯湯量は100リットル、定格電圧はAC100V、定格消費電力は約400W。
出所 リンナイ株式会社提供
写真8 PVマキシマイザー
各住戸に設置している太陽光パネル(PV)を数個束ねて発電出力を制御している機器。
出所 編集部撮影
写真9 「浦和美園E-フォレスト第3期」の入り口の標識(左上)、コモンスペース(左下)、街区外側からの外観(右下)
街区内の建物は、玄関を同じ向きにして、共有スペースを作ってコミュニティの交流の場として活性化させるデザインとなっている。
出所 編集部撮影