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北陸電力のグループ会社、糸魚川市で河川の流れを活用した水力発電所を建設へ

2017/02/17
(金)
SmartGridニューズレター編集部

黒部川電力は、新潟県糸魚川市に新しい水力発電所「新姫川第六発電所」を建設すると発表した。

北陸電力のグループ会社である黒部川電力は2017年2月15日、新潟県糸魚川市に新しい水力発電所「新姫川第六発電所」を建設すると発表した。2018年7月に建設を開始し、2022年4月に運転開始を予定している。

図 「新姫川第六発電所」の建設イメージ。丘陵地の上から水を落とし、勢いを付けて発電所に流し込む

図 「新姫川第六発電所」の建設イメージ。丘陵地の上から水を落とし、勢いを付けて発電所に流し込む

出所 北陸電力

「水力発電所」というと、巨大なダムを建設して溜め込んだ膨大な量の水を一気に落として発電するものとイメージする方が多いと思うが、新姫川第六発電所はダムを使わず、自然の河川の流れを利用する。具体的には糸魚川市を流れる「姫川」の流れを利用する。

ただし、流れている河川に単純に発電設備を設置するわけではない。発電所の数km上流に「取水地点」を作り、そこから川の流れとは別に導水路を引く。取水地点と発電所の間には高台があるので、導水路は高台の下を掘って通す。高台に通した導水路の出口は、発電所よりもかなり高いところにあるので、そこから急角度で水を落とし、勢いを付けて発電所に流し込む。発電所には1秒間におよそ30m3の水が流れるという。取水地点は新潟県糸魚川市大字山之坊字宮沢尻(やまのぼうあざみやざわしり)で、発電所の所在地は糸魚川市大字小滝字尾巻(こたきあざおまき)。

図 取水地点と発電所の位置。間に高台があることが確認できる

図 取水地点と発電所の位置。間に高台があることが確認できる

出所 北陸電力

発電設備の最大出力は27.5MW(2万7500kW)。黒部川電力は年間発電量を約8万5000MWh(約8500万kWh)になると予想している。一般家庭の年間電力消費量に換算すると約2万7200世帯分になる。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して全量を北陸電力に売電する。売電単価は1kWh当たり24円(税別)。


■リンク
黒部川電力(北陸電力)

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