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北陸電力、2020年4月の送配電部門法的分離に向け基本計画を決定

2018/10/31
(水)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

北陸電力は、送配電部門の法的分離に向けた基本計画を決定した。

北陸電力は2018年10月31日、送配電部門の法的分離に向けた基本計画を決定した。同社はすでに2018年7月に、移行準備組織として「送配電事業本部」を設置し、分離後の組織運営、業務運営について試行と検証を続けているという。

北陸電力が発表した基本計画では、2019年4月に分割準備会社を設立し、北陸電力と分割準備会社の間で吸収分割契約を締結する予定となっている。そしてこの会社は送配電を担当する会社の新設に必要な各種申請や届け出などの事前準備を進める。

その後、2019年6月の株主総会で吸収分割契約の承認を受ける。そして2020年4月1日に吸収分割し、一般送配電部門を引き継いだ会社が業務を開始する予定だ。新会社は北陸電力の一般送配電事業だけでなく、それに関わる資産、夫妻、その他権利義務を継承する。

図 北陸電力が決定した送配電部門法的分離までの行程

図 北陸電力が決定した送配電部門法的分離までの行程

出所 北陸電力

送配電を担当する新会社の社名は「北陸電力送配電株式会社」で、本社は北陸電力と同じ建物内に置く。この会社は北陸電力が株式を100%保有する。送配電部門の分割後、北陸電力は発電事業と小売電気事業などを担当する形になる。

政府は2015年6月の改正電気事業法で、2020年4月から電力各社の送配電部門を法的に分離することを求めている。この法改正により、一般送配電事業者や送電事業者が小売電気事業や発電事業を兼業できなくなる。このため、各電力会社が2020年4月に向けて送配電部門の法的分離に向けた計画を立てている。2018年7月には中国電力が(参考記事)、2018年9月には東北電力が(参考記事)、同じく9月には北海道電力が(参考記事)送配電部門の法的分離に向けた計画を発表している。


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北陸電力

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