[ニュース]

ボッシュ、シガーライターソケットに挿すセンサーで運転行動データを収集する実験に参加

2018/01/16
(火)
SmartGridニューズレター編集部

ボッシュは、開発したセンサーを使って運転手の加減速やハンドル操作などの運転行動データを収集する実証実験に参加すると発表した。

ボッシュは2018年1月16日、開発したセンサーを使って運転手の加減速やハンドル操作などの運転行動データを収集する実証実験に参加すると発表した。実証実験は福岡県福岡市が主催するもので、実験期間は2018年2月10日から4月22日の予定。福岡市在住で運転免許を保持しており、日常的に自動車を運転している人を対象に、実験参加者を募集している。募集期間は1月31日まで。

使用するセンサーは「テレマティクスeCallプラグ」。3軸加速度センサーと、センサーが検知したデータを計算するアルゴリズムを組み込んだプログラムを内蔵している。ブレーキ、加減速、ハンドル操作などの運転行動データに加えて、衝突事故の発生を検知できる。スマートフォンと通信してデータを送信する機能を備えており、スマートフォンに専用アプリケーションをインストールして起動すると、スマートフォン経由でデータをクラウドに送信する。

図 ボッシュの「テレマティクスeCallプラグ」

図 ボッシュの「テレマティクスeCallプラグ」

出所 ボッシュ

テレマティクスeCallプラグは、自動車のシガーライターソケットに挿して使用する。衝突事故を検知したら自動的にコールセンターに通報するeCall(自動緊急通報)の機能を持っており、2018年の後半にはアメリカで発売予定だという。

図 「テレマティクスeCallプラグ」は自動車のシガーライターソケットに挿して使用する

図 「テレマティクスeCallプラグ」は自動車のシガーライターソケットに挿して使用する

出所 ボッシュ

今回の実験では、およそ100名の参加者を募集し、それぞれの車輌にテレマティクスeCallプラグを取り付けて、2カ月間ほどの運転行動データを収集する。収集したデータを解析することで、参加者全員の運転行動に共通する部分などを視覚化できると期待している。例えば、急ブレーキが多発する地点を示したハザードマップを作成するなど、交通安全維持に役立つサービスが実現する可能性があるという。

今回の実証実験にはボッシュのほかに、ジャパンシステムとソフトバンクが参加する。ジャパンシステムは収集したデータを視覚化するシステムの開発を担当し、ソフトバンクは実証実験の結果を受けて、データを活用した新しいサービスの可能性を検討する。収集したデータは、福岡市に提供する予定。福岡市は、同市が策定した「第10次福岡市交通安全計画」達成に、提供を受けたデータを役立てる予定となっている。


■リンク
ボッシュ

TOPに戻る

関連記事
新刊情報
 2015年頃より、IoT(InternetofThings)や人工知能(AI)が注目され始め、これらの技術を使って家電や自動車などあらゆるモノがネットワークにつながり、効率的な社会を創造することが期...
 いよいよ日本でも、IoT時代に必須のLPWA(Low Power wide Area、省電力型広域無線網)サービスがスタートします。  第4次産業革命に向けて、エネルギー、ヘルスケア、製造業、...
 NIST(米国国立標準技術研究所)が2009年11月に立ち上げた委員会「SGIP」(スマートグリッド相互運用性パネル)は、2013年にSGIP 2.0となり、新たな活動を展開している。  SG...