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General Motors、2019年の自動運転車実用化に向けてミシガン州の2工場に1億ドルを投資

2018/03/19
(月)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

General Motorsは、自動運転車「Cruise AV」の商用生産をミシガン州の工場で開始すると発表した。

General Motorsは2018年3月15日(アメリカ東部標準時間)、自動運転車「Cruise AV」の商用生産をミシガン州の工場で開始すると発表した。Cruise AVの商用生産は2019年に開始する予定。Cruise AVはGeneral Motorsが開発した自動運転車で、同社としては初めて開発の開始段階から自動運転を想定して開発したもの。ステアリングホイールやアクセルペダル、ブレーキペダルなどを車内から排除しており、自動運転のみに対応する。General Motorsは2018年1月に、Cruise AVの実用化に向けた認可をアメリカ運輸省に申請している。

図 General Motorsが開発した自動運転車「Cruise AV」

図 General Motorsが開発した自動運転車「Cruise AV」

出所 General Motors

Cruise AVの車両はGeneral Motorsがミシガン州オリオンチャータータウンシップ(Orion Charter Township)で運用している工場で生産する。この工場ではこれまで、同社の電気自動車「Chevrolet Bolt EV」に自動運転機能を付けたテスト用車両など、自動運転車を試験的に生産してきた(参考記事)。試験的な段階とはいえ、すでに量産時と同じ手法で自動運転車を生産しており、生産した車両はカリフォルニア州サンフランシスコとアリゾナ州のスコッツデールの公道で試験的に走行している。

Cruise AVの天井に載せるセンサーモジュールは、ミシガン州デトロイト市南部のブラウンズタウン(Brownstown)の工場で生産する。このモジュールは、LIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)やカメラ、各種センサーを組み込んだもので、すでにブラウンズタウンの工場で生産を開始しているという。ブラウンズタウンの工場では、「Chevrolet Bolt EV」「Malibu Hybrid」「Silverado eAssist」などの車種に向けたリチウムイオン蓄電池のパッケージを製造している。

図 自動運転車「Cruise AV」の車内

図 自動運転車「Cruise AV」の車内

出所 General Motors

General MotorsはCruise AVの商用生産を2019年に開始するために、オリオンチャータータウンシップとブラウンズタウンの2工場に合計で1億ドル(106億円:1ドル=106円で換算)以上を投資することも明らかにした。General Motorsの社長を務めるDan Ammann氏は「オリオンチャータータウンシップとブラウンズタウンの2工場は、高品質な自動運転車を生産してきた実績がある。Cruise AVの量産に向けた準備は整っている」と自動運転車の量産に向けて自信を見せている。


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