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本田技研工業、アメリカ法人の社屋屋上に2MWのメガソーラーを建設

2018/06/22
(金)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

本田技研工業は、アメリカにおける同社の販売子会社であるAmerican Honda Motorの社屋の屋上に出力合計2MW(2000kW)のメガソーラーを建設し、運転を始めたと発表した。

本田技研工業は2018年6月21日(アメリカ西海岸時間)、アメリカにおける同社の販売子会社であるAmerican Honda Motorの社屋の屋上に出力合計2MW(2000kW)のメガソーラーを建設し、運転を始めたと発表した。American Honda Motorの社屋は、カリフォルニア州トーランスに立地している。

図 American Honda Motorの社屋屋上に建設したメガソーラー

図 American Honda Motorの社屋屋上に建設したメガソーラー

出所 American Honda Motor

このメガソーラーには、合計で6000枚以上の太陽光発電モジュールを並べた。American Honda Motorは、このメガソーラーの年間発電量をおよそ3GWh(300万kWh)と見積もっている。この電力量は、トーランスに立地している本田技研工業のビル群が電力会社から購入している電力量の30%に当たるという。そしてメガソーラーの南側には電気自動車の充電器を60台設置し、メガソーラーで発電した電力を電気自動車に充電する。

メガソーラーは、3つの定置型リチウムイオン蓄電池と直流で接続して電力損失を抑えている。蓄電池の出力と蓄電容量は1つ目が500kW/1MWh(1000kWh)で、2つ目と3つ目が100kW/200kWhだ。蓄電池を利用することで、天候不順でメガソーラーの発電量が少ないときでも、ほぼ不自由なく電力を利用できる。また、一般に電力需要が大きい時間帯に、充電しておいた電力を使用し、需要が少ない時間帯にメガソーラーで発電して、蓄電池に充電しておくことで、電力会社から購入する電力の「デマンド(年間の最大買電量)」を抑えて、電気料金を節約できる。

本田技研工業は事業活動に伴うCO2排出量を、2050年までに2000年比で50%削減する目標を掲げている。そして、この目標を達成するために世界中の拠点に再生可能エネルギーを利用した発電設備などを設置している。

例えば、2015年にはコネチカット州ウインザーロックスにある物流センターも屋根に5000枚ほどの太陽光発電モジュールを設置した。合計出力は1.1MW(1100kW)で、年間発電量は約1.4GWh(140万kWh)となっており、この物流センターで消費する電力のおよそ半分をこの太陽光発電システムでまかっているという。ほかにも風力発電設備の設置などを進めている。


■リンク
American Honda Motor

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