シャープは、子会社のシャープエネルギーソリューションがインドネシアの複合競技施設の敷地内にメガソーラーを建設したと発表した。
シャープは2018年7月2日、子会社のシャープエネルギーソリューションがインドネシアの複合競技施設「Jakabaring Sport City(ジャカバリンスポーツシティ)」の敷地内にメガソーラーを建設したと発表した。Jakabaring Sport Cityの所在地はインドネシア南西部の南スマトラ州パレンバン市。メガソーラーはすでに完成し、稼働している。
図 Jakabaring Sport Cityの敷地内に建設したメガソーラー
出所 シャープ
メガソーラーの出力は約1.6MW(1600kW)で、シャープは年間発電量を約1.922GWh(192万2000kW)と見積もっている。設備利用率を計算すると約13.7%となる。そして、このメガソーラーによって年間およそ917トンのCO2削減効果を期待できるという。
このメガソーラーは日本の環境省が実施している「二国間クレジット制度に基づく設備補助事業」の採択を受けて建設したもの。この事業は途上国で日本の技術を活用してCO2排出量削減に資する事業を実施すると、初期投資の2分の1を上限に補助金を支給するというもの。この事業によって実際に削減できたCO2排出量は、2国間クレジット制度によって、日本のCO2排出量削減分に算入する。
■リンク
シャープ
関連記事
シャープと重光商事、モンゴルで太陽光発電所事業に参画
2016年7月19日 0:00
ミャンマーで初めてのごみ焼却発電プラントが完成、JFEエンジニアリングが施工を担当
2017年4月11日 0:00
タイのスーパーの屋根16カ所に合計16MWのメガソーラーを建設する計画、シャープが受注
2017年6月23日 0:00
SUBARU、群馬県の工場敷地内に5MWの自家消費用メガソーラーを建設へ
2018年11月28日 0:00
中部電力、出力49MWの木質バイオマス発電設備の建設を開始―2020年に運転開始の予定
2018年5月2日 0:00
NTTファシリティーズ、福島県で約23MWのメガソーラーを運転開始ー東北で最大の規模
2017年10月26日 0:00