[ニュース]

アメリカの自動運転スタートアップAurora Innovation、Amazonなど3社から583億ドルを調達

2019/02/08
(金)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

アメリカAurora Innovationは、シリーズBラウンドで5億3000万ドルを調達したと発表した。

アメリカAurora Innovationは2019年2月7日(アメリカ太平洋標準時間)、シリーズBラウンドで5億3000万ドルを調達したと発表した。アメリカのベンチャーキャピタルであるSequoia Capitalが取りまとめ役となり、Amazonも共同で出資した。さらに、アメリカの資産運用会社であるT. Rowe Price Associatesの助言を受けたファンドなども出資した。

図 Aurora Innovationが開発した自動運転設備を搭載した自動車

図 Aurora Innovationが開発した自動運転設備を搭載した自動車

出所 Aurora Innovation

Aurora Innovationは2016年に、Chris Urmson氏(現Chief Product Officer)、Sterling Anderson氏(現Chief Product Officer)、Drew Bagnell氏(現Chief Technical Officer)が開設したスタートアップだ。Urmson氏はAlphabetで自動運転の技術責任者を務めた経験があり、Anderson氏はTeslaで「Model X」のデザインと開発を指揮した。Bagnell氏はカーネギーメロン大学ロボット工学研究所の准教授を務め、UberでAdvanced Technology Centerの開設に携わった経験を持つ。

本社はカリフォルニア州パロアルトに置き、ロボット工学や機械学習技術などを活用して自動運転技術の開発に取り組んでいる。同社は、自動運転技術は複雑なものであり、厳格なエンジニアリングと革新的な機械学習技術が必要であり、同社のチームはどちらにも熟達しているとしている。


■リンク
Aurora Innovation

TOPに戻る

関連記事
新刊情報
5G NR(新無線方式)と5Gコアを徹底解説! 本書は2018年9月に出版された『5G教科書』の続編です。5G NR(新無線方式)や5GC(コア・ネットワーク)などの5G技術とネットワークの進化、5...
攻撃者視点によるハッキング体験! 本書は、IoT機器の開発者や品質保証の担当者が、攻撃者の視点に立ってセキュリティ検証を実践するための手法を、事例とともに詳細に解説したものです。実際のサンプル機器に...
本書は、ブロックチェーン技術の電力・エネルギー分野での応用に焦点を当て、その基本的な概念から、世界と日本の応用事例(実証も含む)、法規制や標準化、ビジネスモデルまで、他書では解説されていないアプリケー...