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電動ピックアップトラック開発のベンチャーRivian、Amazonなどの企業から770億円を調達

2019/02/15
(金)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

アメリカRivian Automotiveは、Amazonが主導する企業団から7億ドル(770億円:1ドル=110円で換算)を調達したと発表した。

アメリカRivian Automotiveは2019年2月15日(アメリカ東部標準時間)、Amazonが主導する企業団から7億ドル(770億円:1ドル=110円で換算)を調達したと発表した。Rivian Automotiveは電気自動車(EV)を開発しているベンチャー企業。2018年11月のロサンゼルスオートショーでは、電動ピックアップトラック「R1T」と電動SUV「R1S」を発表している。Rivian Automotiveは2020年末から、両車種の量産をイリノイ州中部の街ノーマルに用意した工場で始める予定。今回得た巨額資金は市販車両の量産態勢を確立するために使うと考えられる。

図 Rivian Automotiveが2018年11月のロサンゼルスオートショーで発表した「R1T」(左)と、「R1S」(右)

図 Rivian Automotiveが2018年11月のロサンゼルスオートショーで発表した「R1T」(左)と、「R1S」(右)

出所 Rivian Automotive

R1TとR1Sは、Rivian Automotiveが開発した共通車台「Skateboard Platform」を使用しており、外観は異なるが仕様はよく似ている。どちらの車種も搭載するリチウムイオン蓄電池の合計蓄電容量が異なる3種類(105kWh、135kWh、180kWh)を用意する。蓄電容量180kWhのタイプの走行距離はR1Tが400マイル(約644km)以上で、R1Sが410マイル(約660km)以上。両車種とも、4輪それぞれにモーターを装備した4輪駆動車で、モーター1台当たりの最大出力は約197hp(147kW)で、車体全体の最大トルクは1万4000Nm(蓄電池の蓄電容量が105kWのタイプは7000Nm)。

図 Rivian Automotiveが開発した共通車台「Skateboard Platform」底部にリチウムイオン蓄電池をびっしり敷き詰めている

図 Rivian Automotiveが開発した共通車台「Skateboard Platform」底部にリチウムイオン蓄電池をびっしり敷き詰めている

出所 Rivian Automotive

Rivian Automotiveは、マサチューセッツ工科大学Sloan Automotive Laboratoryの研究員だったRJ Scaringe氏が2009年に設立した企業。本社をミシガン州プリマス市に置き、カリフォルニア州アーヴァイン、カリフォルニア州サンノゼのほか、イギリスのロンドン近郊に研究開発施設を置いている。イリノイ州ノーマルの工場は三菱自動車工業のアメリカ法人から取得したものだ。経営陣には、アメリカChrysler、イタリアFiat、イギリスMcLaren、トヨタ自動車など、自動車業界で実績を挙げてきた人物を多く迎えている。


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Rivian Automotive

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