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北米初、風力と太陽光に加え蓄電池も併設する巨大発電所の建設計画が明らかに

2019/02/13
(水)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

アメリカPortland General ElectricとアメリカNextEra Energy Resourcesは、オレゴン州東部に巨大再エネ発電所「Wheatridge Renewable Energy Facility」を建設する計画を発表した。

アメリカPortland General ElectricとアメリカNextEra Energy Resourcesは2019年2月12日(アメリカ太平洋標準時間)、オレゴン州東部に巨大再エネ発電所「Wheatridge Renewable Energy Facility」を建設する計画を発表した。合計最大出力300MW(30万kW)の風力発電所に、合計最大出力50MW(5万kW)の太陽光発電所を併設し、出力30MW(3万kW)の定置型蓄電池も設置する巨大発電所だ。両社によると、北米でこの種の発電所をこれだけの規模で建設するには初の例になるという。

図 太陽光を得られないときは風力で発電し、風も吹かないときは蓄電池に充電しておいた電力を供給する

図 太陽光を得られないときは風力で発電し、風も吹かないときは蓄電池に充電しておいた電力を供給する

出所 Portland General Electric

Wheatridge Renewable Energy Facilityの建設予定地はオレゴン州モロー郡レキシントン市の北。NextEra Energy Resourcesの子会社が他社から買い取った風力発電所の建設計画を拡張して、太陽光発電所も建設し、定置型蓄電池を設置する。

風力発電設備には、フランスGE Renewable Energyの製品を120基採用すると決まっているが、太陽光発電所で使用する設備や、蓄電池については選定中だという。風力発電所の部分は2020年12月に運転を開始する予定。その後、2021年から太陽光発電所の建設工事と、定置型蓄電池の設置工事を始める。建設はNextEra Energy Resourcesの子会社が担当する。

発電所が完成したら、Portland General ElectricとNextEra Energy Resourcesの子会社が共同で所有する形とする。こうすることで、電力供給契約を2社がそれぞれ別の顧客に売り込むことができ、トラブル発生時の損害も分け合って、1社が被る損失を少なくすることが可能だ。


■リンク
Portland General Electric

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