2016年8月30日、株式会社ZMP(以下:ZMP、東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は、ZMP RoboCarMV2に自動運転システム用オープンソースソフトウェア「Autoware」を搭載した自動運転車両の「RoboCar MV2 Autoware 基本パッケージ」を販売開始することを発表した。
写真 Autoware搭載ZMP RoboCarMV2
Autowareは、名古屋大学を中心に開発され、自動運転の研究開発用途に公開されている、LinuxとROS(Robot Operating System)をベースとした自動運転システム用オープンソースソフトウェアとなる。
図 参考図 ※右写真:名古屋大学/(株)アイフォー提供
市販1人乗り用小型EV車ベース自動運転技術開発プラットフォームRoboCar MV2に、レーザレーダ、カメラなどの環境センサを搭載、自動運転ソフトウェアとしてAutowareを実装することで、自車位置や周囲物体を認識しながら、カーナビから与えられたルート上を自律走行することが可能となる。(図参照)ZMPは、センサの選定および車両への搭載、Autowareのインストールと車両をスムーズに制御するためのRoboCar MV2のチューニングを行い、テストコースでの走行テストを行った上で自動運転システム実験車両として納品する。併せて要望にあわせて技術サポートサービスを提供、顧客のスムーズな自動運転技術の研究開発を支援する。
価格は1,260万円(税別)~受注開始する。
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