[特別レポート]

「ビッグデータとの融合」と「電力網の自動管理」でスマートグリッドは新たなステージへ!

─欧州最大のエネルギー業界の展示会“European Utility Week 2014” ─
2014/12/01
(月)

スマートメーターを支える高性能デバイス

村田製作所は、磁石を近づけることにより、電力や水、ガスの使用量の記録を阻害する、いわゆる盗電や盗エネルギーからメーターを防御する3D AMR(Anisotropic Magneto-Resistance、異方性磁気抵抗)センサーを開発し、2014年9月30日より出荷している。同製品は360度からの磁力に対抗できるため、デバイス上に1つ搭載することで対応できる。大きさは1.45×1.45×0.55mmと小型になっており(写真の3D側の矢印の先の部分)、すでに中国において、工場などの大規模事業者の電力メーターへの供給を開始している。

◀ 村田製作所は、磁石を近づけることにより、電力や水、ガスの使用量の記録を阻害する、いわゆる盗電や盗エネルギーからメーターを防御する3D AMR(Anisotropic Magneto-Resistance、異方性磁気抵抗)センサーを開発し、2014年9月30日より出荷している。
同製品は360度からの磁力に対抗できるため、デバイス上に1つ搭載することで対応できる。大きさは1.45×1.45×0.55mmと小型になっており(写真の3D側の矢印の先の部分)、すでに中国において、工場などの大規模事業者の電力メーターへの供給を開始している。

Atmel(アトメル)は、デュアルバンド通信デバイスを紹介。欧州(863〜870MHz、870~876MHz、915〜921MHz)、中国(470〜510MHz、779〜787MHz)、北米(902〜928MHz)、韓国(917〜923.5MHz)、日本(920〜928MHz)など各国のスマートメーター用通信の周波数に対応している。<br>同製品は、European Utility Week 2014に合わせてリリースされた。写真は、同デバイスを搭載した製品開発用の評価ボード。

▲ Atmel(アトメル)は、デュアルバンド通信デバイスを紹介。欧州(863〜870MHz、870~876MHz、915〜921MHz)、中国(470〜510MHz、779〜787MHz)、北米(902〜928MHz)、韓国(917〜923.5MHz)、日本(920〜928MHz)など各国のスマートメーター用通信の周波数に対応している。
同製品は、European Utility Week 2014に合わせてリリースされた。写真は、同デバイスを搭載した製品開発用の評価ボード。

Maxim Integrated(マキシム・インテグレーテッド)は、ユニークな水道用スマートメーター「MAXREFDES70#」を展示。同製品は、家庭に設置する水道スマートメーターでは、水道管の漏れなどによる微小な水の流れを使用量として反映させない仕組みを実現している。

▲ Maxim Integrated(マキシム・インテグレーテッド)は、ユニークな水道用スマートメーター「MAXREFDES70#」を展示。同製品は、家庭に設置する水道スマートメーターでは、水道管の漏れなどによる微小な水の流れを使用量として反映させない仕組みを実現している。

▲ PanasonicとTI(テキサスインスツルメンツ)は、超音波によって水道やガスの使用量を計測する技術を展示。PanasonicのUltrasonic Measuring Unit(写真右)は、超音波を使用して、2秒ごとにガスメーター内のガスの流れを分析する技術で、例えば、「暖炉」「コンロ」「燃料電池」など、どの用途でどれだけのガスが使用されたかを分析し、可視化できる。イタリアの2i Rete Gas社のスマートガスメーターに搭載されている。TIのUltrasonic Sensing Technology(写真左)は、2箇所から超音波を発信し、それぞれを受信するまでの時間差を利用して水流量を計測する。同技術は、水だけでなくガスなどの計測にも利用できる。

▲ PanasonicとTI(テキサスインスツルメンツ)は、超音波によって水道やガスの使用量を計測する技術を展示。
PanasonicのUltrasonic Measuring Unit(写真右)は、超音波を使用して、2秒ごとにガスメーター内のガスの流れを分析する技術で、例えば、「暖炉」「コンロ」「燃料電池」など、どの用途でどれだけのガスが使用されたかを分析し、可視化できる。イタリアの2i Rete Gas社のスマートガスメーターに搭載されている。
TIのUltrasonic Sensing Technology(写真左)は、2箇所から超音波を発信し、それぞれを受信するまでの時間差を利用して水流量を計測する。同技術は、水だけでなくガスなどの計測にも利用できる。

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