スマートメーターを支える高性能デバイス
▲ Atmel(アトメル)は、デュアルバンド通信デバイスを紹介。欧州(863〜870MHz、870~876MHz、915〜921MHz)、中国(470〜510MHz、779〜787MHz)、北米(902〜928MHz)、韓国(917〜923.5MHz)、日本(920〜928MHz)など各国のスマートメーター用通信の周波数に対応している。
同製品は、European Utility Week 2014に合わせてリリースされた。写真は、同デバイスを搭載した製品開発用の評価ボード。
▲ Maxim Integrated(マキシム・インテグレーテッド)は、ユニークな水道用スマートメーター「MAXREFDES70#」を展示。同製品は、家庭に設置する水道スマートメーターでは、水道管の漏れなどによる微小な水の流れを使用量として反映させない仕組みを実現している。
▲ PanasonicとTI(テキサスインスツルメンツ)は、超音波によって水道やガスの使用量を計測する技術を展示。
PanasonicのUltrasonic Measuring Unit(写真右)は、超音波を使用して、2秒ごとにガスメーター内のガスの流れを分析する技術で、例えば、「暖炉」「コンロ」「燃料電池」など、どの用途でどれだけのガスが使用されたかを分析し、可視化できる。イタリアの2i Rete Gas社のスマートガスメーターに搭載されている。
TIのUltrasonic Sensing Technology(写真左)は、2箇所から超音波を発信し、それぞれを受信するまでの時間差を利用して水流量を計測する。同技術は、水だけでなくガスなどの計測にも利用できる。