[ZEV開発の国際潮流と日本の現況]

ZEV開発の国際潮流と日本の現況 ≪前編≫

― ZEV化に向かう世界の自動車産業の現状 ―
2022/06/12
(日)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

2050年カーボンゼロに向けての世界的なうねりの中で、自動車にもかつてない変革が迫られている。化石燃料を使わずCO2などの排出ガスを出さない「ゼロ・エミッション・ヴィークル」(以下、ZEV)ヘの転換だ。日本は世界第3位の自動車生産国であり、その動向は日本経済全体の生命線といっても過言ではない。日本の自動車産業は、新しい時代の要求に応えられるのか、次のフェーズに向けて力強く加速できるのか。これをテーマに、去る5月9日にオンラインセミナー「ZEV車に向かう世界潮流:自動車産業に求められるシフトチェンジ」(主催:Climate Group)が開催された。
発表者は、世界初の量産型電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ、三菱自動車)」の開発責任者を務めた和田 憲一郎(わだ けんいちろう)氏(日本電動化研究所 代表取締役)と、「LEAF(リーフ、日産自動車)」のデザインダイレクターを務めた井上 眞人(いのうえ まさと)氏(イタリア・トリノIAAD教授)である(本文末プロフィールを参照)。
ここでは、ZEV開発の国際潮流と日本の現況について、2回にわたって掲載する。前編の今回は、ZEVに向かう世界全体の潮流についてレポートする。

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