oneM2Mの標準化のスコープ(標準化の範囲)
それでは、oneM2Mでは具体的にどのような標準を策定しようとしているのか、その標準化のスコープ(範囲)を見てみる。
図2に、oneM2Mの標準化のスコープ(標準化の範囲)を示す。現在は、サービスレイヤ(M2Mプラットフォーム)の要求条件、すなわちアプリケーションに近い部分のM2Mプラットフォームの要求条件が完成したところである。また、今後、この次の段階として、アーキテクチャや各レイヤのプロトコルなどを順次、標準化
していく体制になっている。
具体的には、図2の右側に示すように、それぞれの5つのワーキンググループ(WG1〜WG5)のスコープ(所掌範囲)が分担されている。
◆図2 出所
〔TTC oneM2M 専門委員長 山崎徳和「oneM2M標準化動向その1(活動目的、スコープ、組織、これまでの成果)」、2014 年2 月5 日〕