柏崎刈羽原子力発電所における高さ15mの防潮堤
また、福島第一原子力発電所の事故の教訓から、新規制基準では、津波への対策が重要な課題の1つとしてクローズアップされている。
そのため、図5、写真4、写真5に示すように、柏崎刈羽原子力発電所では、
図5 柏崎刈羽原子力発電所の防潮堤(堤防)のイメージ
出所 東京電力ホールディングス「柏崎刈羽原子力発電所の現況について」、2016年6月21日
- 1〜4号機(柏崎市側)には、鉄筋コンクリート造擁壁タイプの防潮堤(堤防)が建設され、その最高部は高さ海抜15m、厚さ約1m、最低部は敷地高さ海抜5m、厚さ約3mとなっている。
- 5〜7号機(刈羽村側)には、改良土盛土タイプの防潮堤(堤防)が建設され、海抜15m(=敷地高さ海抜12m+セメント改良土による盛土3m)となっている。