[特別レポート]

「再エネと新しい農業の普及」実現に向けた北秋田市のバイオマス発電

― 日本初の「Volter40」導入ノウハウで地産地消と脱炭素化へ ―
2021/12/05
(日)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

「2050年カーボンニュートラル宣言」を背景に、秋田県の「再エネと新しい農業の普及」という「夢」の実現に向けて、ユニークな取り組みが行われている。
バイオマス(注1)発電は、政府の再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス。以下、再エネ)の1つとして位置づけられ、FIT制度の対象電源ともなっている。現在、北秋田市において、「発電」でき、同時に「熱供給」できる木質バイオマス発電機「Volter40」(ボルター40)(注2)を導入し、「FITによる売電」と「熱による観光資源・市民サービス提供」として活用している。さらに、これらの稼働実績のノウハウをベースに、拡張計画(プロジェクト)も推進されている。
ここでは、バイオマス発電の現地レポートとともに、同プロジェクトに投資面から支援する秋田県信用組合 理事長 北林 貞男(きたばやし さだお)氏と、技術面から支援するフォレストエナジー株式会社 代表取締役 沼 真吾(ぬま しんご)氏のお二人(表1、写真1)に、バイオマス発電の導入の成果と課題、今後の展望をお聞きした(文中、敬称略)。

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