[ニュース]

世界初の商用浮体式洋上風力発電所に併設の蓄電施設が完成、出力は1.2MW

2018/06/27
(水)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

ノルウェーEquinorとアブダビMasdarは、スコットランドのピーターヘッドに大規模蓄電施設「Batwind」が完成したと発表した。

ノルウェーEquinorとアブダビMasdarは2018年6月27日(グリニッジ標準時)、スコットランドのピーターヘッドに大規模蓄電施設「Batwind」が完成したと発表した。この施設は2017年10月に運転を始めた世界初の商用浮体式洋上風力発電所「Hywind Scotland Floating Wind Farm」に併設したもの(参考記事)。この発電所からの電力を一時吸収し、電力系統の安定を維持する。Equinorの社名は元々Statoilだったが、2018年5月に社名を変更している。

図 世界初の商用浮体式洋上風力発電所「Hywind Scotland Floating Wind Farm」

図 世界初の商用浮体式洋上風力発電所「Hywind Scotland Floating Wind Farm」

出所 Equinor

BatwindはドイツYounicosの大型蓄電池「Y.Cube」を2つ設置したもので、合計出力は1.2MW(1200kW)。蓄電容量は明らかにしていないが、MasdarによるとアップルのスマートフォンiPhoneの内蔵蓄電池にして130万個以上に当たるという。

EquinorとMasdarは、Batwindを試験用施設としても使用するとしている。両社は、再生可能エネルギーによる電力をより多く電力系統に流し、価格的にもより競争力のあるものととするには、より進歩した蓄電施設が必要だと考えており、Batwindを使った試験を重ねて、その方法を探るとしている。

ちなみに国際再生可能エネルギー機関(IRENA:International Renewable Energy Agency)は最近のレポートで、蓄電施設の導入コストは2030年には現在の3分の2(66%)まで下落すると予測している。


■リンク
Equinor
Masdar
Younicos

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