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日本再生可能エネルギー、栃木県のゴルフ場跡地で41MWのメガソーラーの建設を開始

2017/03/30
(木)
SmartGridニューズレター編集部

日本再生可能エネルギーは、栃木県矢板市で大規模太陽光発電所の建設を始めた。

日本再生可能エネルギーは2017年3月28日、栃木県矢板市で大規模太陽光発電所の建設を始めた。2018年春ごろに竣工の予定。同社は栃木県でさらに2つの大規模太陽光発電所の建設を計画しているという。今回の大規模太陽光発電所では、設計、調達、施工(EPC:Engineering、Procurement、Construction)はフランスのブイグ建設(Bouygues Construction)と東邦電気工業が担当する。完成後の発電、売電事業は日本再生可能エネルギーが担当する。

図 建設用地となる「ファイブエイトゴルフクラブ」跡地

図 建設用地となる「ファイブエイトゴルフクラブ」跡地

出所 日本再生可能エネルギー

発電所の所在地は栃木県矢板市安沢(やいたしあんざわ)。2016年3月に閉鎖したゴルフ場「ファイブエイトゴルフクラブ」の跡地だ。敷地面積はおよそ46ha(約46万m2)。ここに中国Trina Solar社の太陽光発電モジュールを12万2436枚並べる。パワーコンディショナーはフランスSchneider Electric社の製品を使用する。

発電所全体の最大出力は約41MW(約4万1000kW)で、日本再生可能エネルギーは年間発電量をおよそ4万7762MWh(約4776万2000kWh)と見込んでいる。一般世帯の年間電力消費量に換算すると、9584世帯分に当たる。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用して全量を東京電力パワーグリッドに売電する。売電単価は1kWh当たり36円(税別)。


■リンク
日本再生可能エネルギー

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