エスライン、中部地区の集配やルート配送に向けてEVトラック「eCanter」を5台導入へ

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2018年11月9日 0:00

エスラインは、子会社である社エスラインギフとエスライン各務原が、三菱ふそうトラック・バスの電気トラック(EVトラック)「eCanter」を導入すると発表した。

エスラインは2018年11月8日、同社の子会社である社エスラインギフとエスライン各務原が、三菱ふそうトラック・バスの電気トラック(EVトラック)「eCanter」を導入すると発表した。導入時期は2019年2月、導入台数はエスラインギフが4台、エスライン各務原が1台の合計5台。中部地区で企業間輸送の集配やルート配送に利用する。

図 エスラインが導入するEVトラック「eCanter」のデザインイメージ

図 エスラインが導入するEVトラック「eCanter」のデザインイメージ

出所 エスライン

エスライングループは環境に配慮した業務用車両の導入を進めており、これまでもCNG(Compressed Natural Gas:圧縮天然ガス)を燃料とする大型車両や、ハイブリッドの大型車などを積極的に導入してきた。

eCanterは、三菱ふそうトラック・バスが世界で初めて市販化したEVトラック。2017年7月から同社の川崎工場で日本国内向け車両の生産を開始し(参考記事)、2017年8月にはポルトガルのトラマガル工場で北米、ヨーロッパ各国に向けた車両の生産を始めている(参考記事)。日本国内ではセブン-イレブン・ジャパンやヤマト運輸が配送用車両として導入している(参考記事)。

エスラインはeCanterについて、CO2を排出しないという点だけでなく、ディーゼルエンジン車と比較して振動が少ないという点も評価している。振動が少ないことから、運転手にかかる身体的負担を抑えることができ、労働環境を改善できると考えているという。


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エスライン

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