政策
[クローズアップ]
WBCSDが改訂版『Vision 2050』(大改革の時)を発表
― 企業が取り組むべき「変革の道筋」9分野を特定 ―
世界200社のCEOの連合体である「WBCSD」(持続可能な開発のための世界経済人会議)は、2021年3月に、最初の『Vision 2050』を改訂した『Vision 2050: Time to Transform』という報告書(図1)を発表した。同年10月には日本語版である『ビジョン2050:大変革の時』も発表した。
この報告書では、「2050年までに90億人以上がプラネタリー・バウンダリー(地球の限界)の範囲内で真に豊かに生きられる」世界の実現に向けて、企業がどのように対応すればよいのかが詳細に示されている。
本稿では、『Vision 2050』を発表したWBCSDについて紹介したうえで、報告書のもっとも重要な「Part2 変革の道筋」を中心に紹介する。
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