日本の石炭火力発電所の一覧
〔1〕稼働している石炭火力発電所
本記事の最後に、石炭火力発電所の実際の導入現状について、より具体的に理解するため、全国で稼働している日本の石炭火力発電所の一覧(既設)を、表6に示す(2020年6月末時点)。2020年6月末時点では、142基、4,746万kWが稼働している。
表6 日本の既設の石炭火力発電所一覧(その1)[142基、4,746万kW(2020年6月末時点)。日本製紙関係の8基(表中の空欄、未公表)を除く]
※ 鹿島火力発電所2号機(鹿島パワー)については、2020年7月1日に営業運転を開始したため、新設ではなく既設に記載。
表6 日本の既設の石炭火力発電所一覧(その2)[142基、4,746万kW(2020年6月末時点)。日本製紙関係の8基(表中の空欄、未公表)を除く]
〔2〕新設・リプレースされる石炭火力発電所
また表7には、新設あるいはリプレースされる石炭火力発電所の一覧を示す。
表7 日本の新設・リプレース分の石炭火力発電所一覧
CFB:Circulating Fluidized Bed、循環流動層ボイラー発電方式。発電容量:0.5~60万kWと比較的大容量でかつ高効率な方式
出所 資源エネルギー庁、「石炭火力発電所一覧」、第26回電力・ガス基本政策小委員会参考資料、2020年7月13日
本文中で使用されている各種データは、場合によって2018年時点、2019年時点、2020年6月時点などと混在している点に留意していただき、大局的な動向を把握する資料として参考にしていただきたい。