[特集]

最新版グリーン成長戦略に見る「2050年CO2排出量ゼロ」への道

― 実現のカギを握る洋上風力発電 ―
2021/07/01
(木)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

COP26(パリ協定)の実現に向けて、世界の2050年カーボンニュートラル(CO2排出量実質ゼロ)への新しい流れが加速している。2030年までに温室効果ガス(下段の囲みを参照)を50%削減、そして2050年にカーボンニュートラルへ、という流れだ。
産業革命(1750年頃)以来、石炭や石油、ガスなどのエネルギーを燃焼して発電する、多くの発電技術やエンジン駆動の自動車などが開発されてきた。しかし、これらの「エネルギー起源のCO2排出量」による地球温暖化は、もはや限界となっている。気候変動による集中豪雨、森林火災、大雪から干ばつに至るまで、世界各地で異常気象が発生する中、気候危機の解決に向けた脱炭素への取り組みは、全世界共通で最重要な喫緊の課題である。
ここでは、コロナ禍で開催された、国際的な気候サミットやG7サミットなどの最近の動きを整理しつつ、日本政府の成長戦略実行計画や大幅に改訂された「2050年カーボンニュートラルグリーン成長戦略」を見ていく。その中で、世界と日本の洋上風力発電の最新動向についてもレポートする。

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