[特集]

再エネの主力電源化が進む風力発電の最新市場動向

― 世界は累積で540GW、日本は1%未満の3.5GW ―
2018/09/01
(土)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

2018年7月に発表された「第5次エネルギー基本計画」は、再生可能エネルギー(以下、再エネ)を主力電源化することが明確に盛り込まれた点に、注目が集まっている。
現在、再エネとして太陽光発電と並んで風力発電(特に洋上風力発電)が注目されているが、風力発電に関する国際団体であるGWEC(世界風力会議)とNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)から、「Global Wind Report 2017」(GWEC、2018年4月)およびTSC Foresight Vol.27「風力発電分野の技術戦略策定に向けて」(NEDO、2018年7月)の2つの最新レポートが発表された。
全世界の累積導入量は539GW、年間の新規導入量は52GWに達しており、海外では風力発電が主力電源化されてきた。これに対して日本の風力は、累積で3.5GW、新規で153MWと世界の1%未満の状況である。このようななかで、世界的には洋上風力発電が著しい伸びを示している。なぜ現在、洋上風力発電が急成長しているのか。2つのトピックを見ながら、世界と日本の風力発電についての市場動向を中心にレポートする。

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