[特集]

再エネの主力電源化が進む風力発電の最新市場動向

― 世界は累積で540GW、日本は1%未満の3.5GW ―
2018/09/01
(土)
インプレスSmartGridニューズレター編集部

世界の風力発電ランキング:トップ10を見る

 次に、世界の風力発電に関するランキングを見てみよう。

 図8と図9は、2017年時点における世界の風力発電について、上位10カ国の国別新規導入量(MW)と国別累積導入量(MW)のランキングを示したものである。

図8 世界上位10カ国の風力発電
2017年の国別新規導入量(設備容量)

図8 世界上位10カ国の風力発電

図9 世界上位10カ国の風力発電
2017年の国別累積導入量(設備容量)

図9 世界上位10カ国の風力発電

出所 http://gwec.net/cost-competitiveness-puts-wind-in-front/ をもとに編集部で作成

 2つの図から、新規・累積とも第1位が中国、第2位が米国、第3位がドイツとなっていることがわかる。このうち、中国が突出して導入量が多く、新規・累積ともに世界の35%以上を占めている。また、欧州勢は4〜5カ国もランク入りし、アジア勢では中国のほかインドが善戦していることがわかる。

 図10と図11に、2001年〜2017年にわたる、世界の年間新規導入量と累積導入量の推移を示す。すでに述べたように、日本は、新規導入量、累計導入量ともに世界の1%未満の導入量となっているのが現状だ(後出の図13、図14を参照)。

図10 世界の風力発電① 年間新規導入量の推移:2017年は約52GW

図10 世界の風力発電① 年間新規導入量の推移:2017年は約52GW

出所 http://gwec.net/cost-competitiveness-puts-wind-in-front/

図11 世界の風力発電② 累積導入量:約539GW(2017年末時点)

図11 世界の風力発電② 累積導入量:約539GW(2017年末時点)

出所 http://gwec.net/cost-competitiveness-puts-wind-in-front/

関連記事
新刊情報
5G NR(新無線方式)と5Gコアを徹底解説! 本書は2018年9月に出版された『5G教科書』の続編です。5G NR(新無線方式)や5GC(コア・ネットワーク)などの5G技術とネットワークの進化、5...
攻撃者視点によるハッキング体験! 本書は、IoT機器の開発者や品質保証の担当者が、攻撃者の視点に立ってセキュリティ検証を実践するための手法を、事例とともに詳細に解説したものです。実際のサンプル機器に...
本書は、ブロックチェーン技術の電力・エネルギー分野での応用に焦点を当て、その基本的な概念から、世界と日本の応用事例(実証も含む)、法規制や標準化、ビジネスモデルまで、他書では解説されていないアプリケー...