2015年9月4日、経済産業省(以下:経産省)は、再生可能エネルギーをめぐる制度的な見直しを行う専門的な検討の場として、新たな有識者会議「再生可能エネルギー導入促進関連制度改革小委員会」を設置し、検討を開始することを発表した。
◆設置の趣旨
エネルギー基本計画(2014年4月閣議決定)に基づき決定された長期エネルギー需給見通し(2015年年7月公表)において示された2030年のエネルギー需給構造のあるべき姿を実現するためには、顕在化しつつあるさまざまな課題に対応しつつ、再生可能エネルギーを最大限導入していく必要がある。
このため、総合資源エネルギー調査会・基本政策分科会の下に、法律、経済、電力系統等の再生可能エネルギー関連分野の専門家により構成される新たな有識者会議「再生可能エネルギー導入促進関連制度改革小委員会」を設置し、再生可能エネルギーを持続可能な形で長期安定的なエネルギー源として導入拡大させるため、固定価格買取制度を含めた制度改革の検討を行う。
■リンク
経産省