日本でも2030年代の導入目指しBeyond 5G(6G)の戦略的検討が始まる
― 第1回「Beyond 5G推進戦略懇談会」が開催 ―2020年2月3日 0:00
日本では、いよいよ2020年春から5Gの商用サービスが開始される。また、昨年2019年12月には、ローカル5Gの一部が制度化されて免許申請の受付が開始されるなど、5Gの新しい動きにも注目が集まっている。このような中、世界では早くも5Gの次の世代の6G(Beyond 5G)の実現に向けて、学術的な議論や、ユースケース、要求条件に関する議論が始まっている。日本でも、2020年1月27日、第1回「Beyond 5G推進戦略懇談会」が開催され、2030年代に導入が見込まれるBeyond 5Gに関する技術・政策などの検討が始まった。
日本における5Gの現状
5Gのすべての技術性能要件に対応した5Gの仕様策定(リリース16)が3GPP注1でほぼ完了しつつある。
日本では、2020年春から5Gの商用サービスが開始される予定であり、さらに2024年までに、全国の約98%にメッシュ状で基地局を設置して、多様なサービスを展開し推進していく予定である(図1)。また、5Gの新しい展開としてローカル5Gが、一部の周波数帯(28.2-28.3GHzの100MHz幅)で先行して制度化され、現在ローカル5Gの免許申請が順次受け付けられていて、1月末時点で13事業者となっている。
図1 日本における5Gの展開
出所 「5G及びBeyond 5Gに関する現状」、総務省、Beyond 5G推進戦略懇談会 資料
▼注1
3GPP: 3rd Generation Partnership Project、第3世代パートナーシッププロジェクト。世界の通信事業者やベンダが集まって移動通信システムの仕様等に関して議論する場。
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