Lで始まるスマートグリッド用語
2014年10月29日 18:28
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LAN
- [Local Area Network]
- 読み方 ラン
- 日本語訳 構内情報通信網
家庭内や企業内で使用されるネットワークのこと。例:有線のイーサネット(Ethernet:IEEE 802.3 規格)や無線LAN(IEEE 802.11規格)などがある。
Landis+Gyr
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- 読み方 ランディスギア
- 日本語訳 ランディスギア社
1896 年設立。L+ G社とも言われる。スイスの企業で、スマートグリッドに欠かせない通信機能付きの電力メーター「スマートメーター」の大手製造・販売会社。2011年5月に東芝が、同社の買収を発表、同年7月に株式の取得を完了した。
LBNL
- [Lawrence Berkeley National Laboratory]
- 読み方 エル・ビー・エヌ・エル
- 日本語訳 米ローレンス・バークレー国立研究所
米国ローレンス・バークレー国立研究所(1931年設立)。米国カリフォルニア州にある米国エネルギー省(DOE)の研究所。物理、化学、生命科学、コンピュータ・サイエンス、エネルギー工学、ナノテクノロジー、環境工学などの広い分野にわたって、研究を行っている。
LCD
- [Load Control Device]
- 読み方 エル・シー・ディー
- 日本語訳 負荷制御装置
負荷制御装置。例えば、家電機器・照明・空調などの負荷制御装置のことを、一般に負荷(電力を消費するもの)と言う。
Live E!
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- 読み方 ライブ・イー!
- 日本語訳 IPv6普及高度化推進協議会とWIDEプロジェクト主体で設立されたプロジェクト
IPv6普及高度化推進協議会とWIDEプロジェクトが主体となって設立(2005年5 月)されたプロジェクト。インターネットへの接続機能をもつ「気象センサーノード( インターネットデジタル百葉箱)」を用いたセンサーネットワーク技術の研究開発と応用アプリケーションの研究開発を行うプロジェクト、およびそのプロジェクトが策定したプロトコル(IP 対応のレイヤ7プロトコル)。Live E!プロトコルは、地理的に分散する多様な組織が、設置し運用するセンサーノードが生成する情報を分散データベースに収集し、複数のアプリケーションがアクセスし利用可能となっている。FIAP[→](IEEE 1888[→])の原型となった、フィールドシステム、データベース、アプリケーションからなる3層構造を定義している。
LFC
- [Load Frequency Control]
- 読み方 エル・エフ・シー
- 日本語訳 負荷周波数制御
商用電力系統とマイクログリッドを連系させて運転する場合に、連系点の電力や周波数を適切に制御し、商用電力系統に悪影響を与えないようにする制御方法。具体的には、電力系統の周波数の変動や連系線潮流の変動を検出して、その制御信号を発電所に送り、発電所の出力を自動制御することによって、系統周波数を基準値に保持する制御等を行う。
LonTalk
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- 読み方 ロントーク
- 日本語訳 「LonWorks」で使用される通信プロトコル
米国のエシェロン(Echelon)社が開発した設備の分散制御を行うネットワーク技術で、「LonWorks」で使用される通信プロトコル。LonWorks[→]は、エシェロン社が開発した設備の知的分散制御を行うネットワーク技術で、主に、ビルの設備管理やエネルギーの監視・制御などのオートメーションシステム等で使用される。
LonMark International
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- 読み方 ロンマーク・インターナショナル
- 日本語訳 LonWorksとその関連標準を使用したビジネスを促進する国際組織
ISO/IEC 14908-1(LonWorks制御ネットワーキング技術)とその関連標準を使用するオープンなマルチベンダ制御システムの、効率的なインテグレーション・ビジネスを促進する国際組織(本部:米国カリフォルニア州サンノゼ)。
LonWorks
- [Local Operating Networks]
- 読み方 ロンワークス
- 日本語訳 照明設備や空調設備などのビル・オートメーション/制御用のプロトコル規格
米国エシェロン(Echelon)社が、同社の通信プロトコル「LonTalk」をベースにして開発した、照明設備や空調設備などのビル・オートメーション/制御用のプロトコル規格(非IP のレイヤ1〜レイヤ7プロトコル)。「LonTalk」はANSI 標準規格となっている。BACnetが、空調・照明・エレベータ設備などを1つのサブシステムとし、そのサブシステム間における通信を規定しているのに対し、LonWorksは各端末・機器(デバイスレベル)の通信が主体となっている。
Low Power RF
- [Low Power Radio Frequency]
- 読み方 ロー・パワー・アール・エフ
- 日本語訳 特定小電力無線局
電波法では「特定小電力無線局」と言う。特定小電力無線局とは、電波法に基づいた無線免許や資格のことで、届出の必要がなく使用できる無線局のこと。空中線電力が10mW以下のデータ通信用無線局。2.4GHz帯の無線LANなども含まれる。
LTE
- [Long Term Evolution]
- 読み方 エル・ティー・イー
- 日本語訳 3GPPで標準化されたモバイルブロードバンド規格
3GPPで標準化されたモバイルブロードバンド規格(下り100Mbps/上り50Mbpsを目標)で、第3.9世代とも言われる〔第4世代の技術を前倒しして使用しているところもあるため、第4世代とも呼ばれる〕。日本では、NTTドコモが、2010 年12 月から屋外で下り最大37.5Mbps(上り最大12.5Mbps)の高速通信サービスをサービス開始。第4世代のLTE-Advanced[→]の標準化は、2012年1月に完了している。
LTE-Advanced
- [LT(E Long Term Evolution)-Advanced]
- 読み方 エル・ティー・イー-アドバンスド
- 日本語訳 LTEの次世代(4G)の高速規格
3GPP で標準化されたLTEの次世代(4G)の高速規格。「LTE-Advanced」の標準化は完了(2012年1月)。最大伝送速度は低速移動/停止時は1Gbps、高速移動時は100Mbpsを目標としている。なお、このLTE-Advancedは、ITU-Rで、第4世代「IMT-Advanced」の2つの規格の1つである「LTE-Advanced」という名称〔他の規格の正式名称は「WirelessMAN-Advanced」(通称:WiMAX 2)〕で標準化された。