2015年6月1日、京セラ株式会社(以下:京セラ、京都府京都市)と、株式会社洸陽電機(以下:洸陽電機、兵庫県神戸市)、東京センチュリーリース株式会社(以下:TC-Lease、東京都千代田区)は、3社の共同出資による「KCT洸陽合同会社」で、太陽光発電による売電事業を実施することに合意した(図1、表1参照)。
同事業において、洸陽電機は事業用地の選定と発電所の設計・建設を行い、株式会社京セラソーラーコーポレーションとともに保守・維持管理を担当する。京セラは太陽電池パネルの製造と供給および発電事業に関する技術提供を担当し、TC-Leaseは発電設備に対するリース・ファイナンスを行う。
また、洸陽電機では新電力事業を展開しており、電力の調達と販売および需給管理を行っている。新会社で発電した電力についても、同社の調達電源に組み込み、顧客に再生可能エネルギー比率の高い電力を供給を予定する。
同事業では、今後3年間にわたる計画として、合計25MW以上の発電所建設を計画しており、年間発電量は約2万6,300MWhを見込む。これは一般家庭約8,100世帯分※1の年間電力消費量に相当する。
図1 「KCT洸陽合同会社」概要
名称 | KCT洸陽合同会社 |
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所在地 | 東京都千代田区神田練塀町3番地(TC-Lease 本社内) |
事業内容 | 太陽光発電による売電事業 |
出資金 | 1億円 |
創立日 | 2015年6月1日 |
株主 |
東京センチュリーリース株式会社 62%、京セラ株式会社 19%、
株式会社洸陽電機 19%
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※1:世帯当り3,254.4kWh/年で算出 出典:電気事業連合会『原子力・エネルギー図面集2015』