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三菱電機、検針データ統合管理システムで愛知時計電機と共同開発に合意

2016/06/14
(火)
SmartGridニューズレター編集部

2016年6月14日、三菱電機株式会社(以下:三菱電機、東京都千代田区、執行役社長:柵山 正樹)は、愛知時計電機株式会社(以下:愛知時計電機、名古屋市熱田区、代表取締役社長:神田 廣一)と電気・水道・熱量等の各種検針データを三菱配電制御ネットワーク「B/NETで一括管理するシステムの共同開発に合意したことを発表した。

同合意により、自動検針システムを構築するための機器構成の簡素化と、管理コストの低減を実現するソリューションを提供する。
 図 参考画像 

◆開発概要および特長
愛知時計電機製の水道メーターおよび熱量計の検針データをB/NET接続するための変換アダプターを共同開発し、三菱電機製電力量計の検針データと併せて、共通の検針コントローラーで一括管理できるシステムの開発を進める。(図参照)

  • 電力量計・水道メーター・熱量計などの検定付きメーターの各データを全て統合することで、検針におけるデータ収集装置の設置台数削減と、運用・管理の簡素化を実現。
  • B/NET伝送を活用することで、検針用途以外に計測値の見える化や設備のエネルギー管理も可能。
  • アダプター方式を採用することで、メーター設置済みのシステムでも「B/NET」に接続可能。

※ Base Networkの略称、電力監視・制御や自動検針などのシステムに適用可能な三菱電機社配電制御機器のフィールドネットワーク。

■リンク
三菱電機
愛知時計電機

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