メールの請求書からCO2データを自動取得・登録、アスエネが新機能

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2026年3月13日 (金曜) 17:16

AIが請求書を判別しデータ登録を自動化

 アスエネ株式会社(以下、アスエネ)は2026年3月12日、CO2排出量管理サービス「ASUENE」に、メールに添付された請求書から算定データを自動で取得・登録する機能「AIメール取り込み」を追加し、発表した(図1)。CO2排出量の算定業務における登録漏れや入力ミスを防止するとともに、効率を高めるという。

図1 CO2排出量管理サービス「ASUENE」に追加した「AIメール取り込み」の概要

出所 PR TIMES アスエネ株式会社、「アスエネ、「ASUENE」のAIエージェントがメールで届いた請求書から自動でCO2排出量の算定データを取得・登録できる機能を実装」

ファイルの仕分けや整形・システム入力を不要に

 AIメール取り込みは、独自のAIエージェント「NIKOLA」が、受信したメールを確認し、添付ファイルの内容を判別する。CO2算定に必要と判断したファイルは、AI-OCRを活用して項目を読み取り、算定データとして整理した上でASUENEに登録する。対象は、電力やガスといったエネルギーや各種資材の調達に関する請求書など。

 従来、算定担当者が手作業で行っていたメールからのファイル仕分けやCSV形式への整形、システムへの入力といった登録業務が不要になる。

 今後、メールに記載された請求書ファイルのダウンロードURLにも対応する。

 アスエネによると、手作業による入力は、算定業務の負担増大や作業の属人化、登録漏れの原因になりやすい。同社による企業アンケートでは、要望の約4分の1を「請求書登録の自動化」が占めていた。


注1 CO2算定:企業活動によって排出される二酸化炭素量を、使用したエネルギー量や燃料消費量に基づき計算すること。
注2 AI-OCR:Optical Character Recognition。AI技術を用いた光学文字認識。手書き文字や非定型の書類でも高い精度でテキストデータ化できる技術。
注3 CSV(Comma Separated Values)形式:データをカンマで区切って並べたファイル形式。異なるシステム間でのデータ交換に広く用いられる。

参考サイト

PR TIMES アスエネ株式会社、「アスエネ、「ASUENE」のAIエージェントがメールで届いた請求書から自動でCO2排出量の算定データを取得・登録できる機能を実装」

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る
インプレスSmartGridニューズレター

定期購読は終了いたしました