Volvo Carsは2017年11月20日(アメリカ時間)、Uber Technologiesに自動運転機能を備えたSUV「XC90」を納車すると発表した。2019年から2021年にかけて分割して納車し、総台数は何万台にもなるとしている。Volvo CarsとUber Technologiesは2016年8月、自動運転車の研究開発で協力することを発表している。
図 Volvo CarsがUber Technologiesに納車する「XC90」。自動運転に必要な機能を備えている
出所 Volvo Cars
今回納車が決まった車両の開発には、Volvo CarsとUber Technologiesの技術者が共同で取り組んだという。そして、納車する車両は安全運転支援機能や自動運転技術の中核となる部分を搭載しているという。車両を受領したUber Technologiesは、この車両に同社独自の自動運転技術を組み込んで使用する。同社が世界で展開しているカーシェアリング/配車サービスに自動運転車両を使用するものと考えられる。
Volvo Carsは今回納車する車両を基に、Volvo Cars独自の自動運転機能を開発する。そして、2021年には完全自動運転の機能を搭載した車両を発売する予定だ。
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Volvo Cars