奥村組、石狩湾新港地域に建設予定の木質バイオマス発電事業に参加

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2018年12月27日 0:00

奥村組は、シンエネルギー開発が北海道の石狩湾新港地域で計画を進めている木質バイオマス発電事業に参加すると発表した。

奥村組は2018年12月27日、シンエネルギー開発が北海道の石狩湾新港地域で計画を進めている木質バイオマス発電事業に参加すると発表した。この事業を進めるためにシンエネルギー開発は特別目的会社「石狩新港新エネルギー発電合同会社」を設置しているが、奥村組はシンエネルギー開発が保有する出資持分を譲り受けて、事業に参加する。

図 石狩湾新港地域の位置

図 石狩湾新港地域の位置

出所 北海道

両社は、北海道石狩市と小樽市にまたがる石狩湾新港地域に5ha(5万m2)の用地を確保して、最大出力51.5MW(5万1500kW)のバイオマス専焼火力発電所を建設する。燃料は輸入木質ペレットとパーム椰子殻(Palm Kernel Shells:PKS)を使用する。年間発電量の見込みは約360GWh(3億6000万kWh)。以上の数字から設備利用率を計算すると、約79.8%となる。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して全量を北海道電力に売電する。売電単価は1kWh当たり24円(税別)。

建設工事は2019年11月に開始し、2022年10月に運転を始める予定だ。


■リンク
奥村組
シンエネルギー開発

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