Googleは2019年1月16日(アメリカ太平洋標準時間)、テネシー川流域開発公社(TVA:Tennessee Valley Authority)から太陽光で発電した電力413MW(41万3000kW)分を購入すると明らかにした。Googleはこの電力を、テネシー州北部のクラークスビル市(Clarksville)と、アラバマ州の北東端にあるスティーブンソン市(Stevenson)でそれぞれ建設を進めているデータセンターで消費する。
図 Googleがテネシー州で建設を進めているデータセンター
出所 Google
TVAはこの契約のために、両データセンター周辺にあるいくつかの太陽光発電所から電力を調達する。なかでも最大の電力供給源となるのが、アラバマ州ハリウッド(Hollywood)と、テネシー州ヤムヤム(Yum Yum)のメガソーラーだ。最大出力はどちらも150MW(15万kW)。Googleに電力を供給するメガソーラーとしては、過去最大規模のものになるという。
今回の電力購入契約によって、建設中の2カ所のデータセンターは初日から100%再生可能エネルギー由来の電力で運用できるという。
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