中小企業のCO2算定から成果活用まで支援、京葉銀行・伊藤忠丸紅鉄鋼・NTTドコモビジネスが協業

脱炭素支援サービス「αBANK GX ソリューション」開始

インプレスSmartGridニューズレター編集部

2026年1月15日 (木曜) 15:43

中堅・中小企業のCO2測定・削減・成果活用を支援

 株式会社京葉銀行(以下、京葉銀行)、伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社(以下、伊藤忠丸紅鉄鋼)、NTTドコモビジネス株式会社(以下、NTTドコモビジネス)の3社は、CO2排出量の測定、削減、成果活用を支援するサービス「αBANK GX ソリューション」の提供を2026年1月15日に開始した。専門知識や人的リソースが不足する中堅・中小企業の課題解決を図るという。3社は、「中堅・中小企業の脱炭素化を推進する連携協定」を2025年7月31日に締結済しており、今回、同協定の取り組みの一環としてサービスを提供する。同日に発表した。

脱炭素の成果を資金調達や採用に直結

 αBANK GX ソリューションでは、伊藤忠丸紅鉄鋼とNTTドコモビジネスが提供する脱炭素支援サービス「MIeCO2(ミエコ)」注1と連携し、(1)見えるαGX、(2)教えてαGX、(3)減らせるαGX、(4)活かすαGXの4メニューを提供する

 まず見えるαGXで、CO2排出量の可視化を支援し、続いて教えてαGXでは、CFP(カーボンフットプリント)注2算定や法規制への対応、ESG戦略の策定に関するコンサルティングを実施する。減らせるαGXでは、Scope1・Scope2注3領域のエネルギー消費に起因する排出量削減を支援し、活かすαGXを通じ、脱炭素への取り組み成果を資金調達や採用、営業、PR活動に結びつける。これにより、企業価値の向上につなげるとする。

 3社の役割分担については、京葉銀行がサステナビリティ経営全般の伴走支援を担い、伊藤忠丸紅鉄鋼は鉄鋼関連業界を含む脱炭素推進の知見を提供。NTTドコモビジネスは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を活用した取り組み支援と脱炭素関連ソリューションの知見を提供する。

 NTTドコモビジネスによると、企業による温室効果ガス削減への対応は、地球環境保護の観点に加えて、競争力強化や企業価値向上などの観点からも重要な要素の1つになっている。しかし、中堅・中小企業は、専門知識や人的リソースの面で課題が多く、取り組みが進みにくい。


注1:MIeCO2(ミエコ):伊藤忠丸紅鉄鋼とNTTドコモビジネスが提供する、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量の測定・可視化・分析・削減支援サービス。 
注2:CFP(カーボンフットプリント):製品の原材料調達から製造、輸送、使用、廃棄に至るまでのライフサイクル全体で排出される温室効果ガスを算定する仕組み。 
注3:Scope1・2:Scope1は事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼など)、Scope2は他社から供給された電気、熱、蒸気の使用に伴う間接排出。

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