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日本NI、変電所・送配電網のモニタリングに最適なプラットフォームを提供開始

2015/02/25
(水)
SmartGridニューズレター編集部

日本ナショナルインスツルメンツ株式会社(以下:日本NI、東京都港区、代表取締役:池田 亮太)は、変電所・送電網・配電網のモニタリング・アプリケーションに特化した「NI Grid Automation System」を発表した。

同システムは、発電所、送電網、配電網のモニタリングシステムの構築に最適化されたプラットフォームであり、購入時の標準機能として、ANSI規格C37.118.1a-2014に準拠したフェーザ(電圧/位相)測定機能を備えているため、PMU(Phasor Measurement Unit)としてGPSの時刻情報を用いた分散同期計測が行える。

また、同システムでは、標準機能であるPMUのままで使用することも可能だが、絶えず変化するニーズに合わせて、計測機能をカスタマイズできることが大きな特徴となっている。

システムはCompactRIOをベースに構築されているため、ソフトウェアの変更は、システム開発ソフトウェア「LabVIEW」※1を使ってコードを自由に書き換えることができ、ハードウェアの拡張も、計測モジュールを追加・変更することで実現できる。そのため、発電所、送電網、配電網のモニタリングにおいて、システムの維持管理やアップグレードに関するリスクが最小となり、投資効果が最大化できる。

 


※1:NI LabVIEW
計測/テスト/制御システムの開発に使用されているシステム開発ソフトウェア。テキスト行ではなくドラッグアンドドロップ式の関数ブロックでプログラミングでき、直感的なフローチャート表現によりコードの開発や管理、解釈が簡単に行える。

■リンク
日本NI
 

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